この4月、息子は3年生になりました。
ゆうあい支援室に在籍しながら、支援級と言われる普通クラスにも在籍してのスタートです。
二つのクラスに在籍する生活はどんなものかというと、
支援クラスにいても大丈夫だと思われる状態、大勢でしたほうがいいと思う授業の時には普通クラスですごし、
情緒が落ち着かなくなってきたり、本人が大勢の中ではつらいと感じたり、または先生がここはちょっと、1人になったほうが教えやすいなと思う時には、取り出しと言って、ゆうあい支援教室に
行きます。そこで、子供のペースで授業を進めることをします。
息子は2年の3学期からゆうあい支援室へとうつりましたが、
自分のペースでできること、先生が待っていてくれること、ある程度の自由が与えられることが功を制して、落ち着けるようになりました。2年生の最後には席を立つ、教室を好きに歩き回るということはもうなく感情的を爆発させることもなくなってきており、もうゆうあいに居なくてもいいのかな~??と親としては少し思い始めていましたが、先日の授業参観を見に行って、ああ、まだ支援室の先生のサポートは必要なんだなと実感。
息子は授業中、座っていられるのですが、授業でどうしよう??と
思うことや、ついて行けないところがあると、貧乏ゆすりが激しくなり、頭をかきむしるしぐさをしたり、せわしない様子でした。
また、ふっと、自分の世界に入ってしまい、手元で遊びだし
その間に先生の話がどんどん進んでいき、気づいた時にはどこをやっているのか、何をしろと言ったのか??が分からなくなってしましっていました。
そんな時、いつも横にいる支援室の担任に聞いたり、逆にその様子を先生が見て、どこをするのか、何をしているのかを教えてくれます。これがあるから、息子は授業についていけている状態です。
支援室に在籍する前は、分からなくなったことでパニックになり、
「待てよ!!」
「分かんないよ!!」
と大声で叫び、授業を止めてしまうこともあったそうなので、
自分専門の先生がそばにいてくれることは息子にとってはとても心強い事なのだろうと思います。
これがなければ、授業の落ちこぼれに完全になっているところです。なので、息子の行動は落ち着いてきても、授業に遅れないためにも、まだまだ支援は必要なんだなと感じました。
特別支援教室にいるからこそ、受けられる支援であり、
居なければ、受けられらない支援です。
授業について行けないことは、結構つらいと自分の経験から知っているので(私はいつもよそ見をしていて、授業についていけてませんでした)こういう先生が傍にいてくれるのは本当にありがたいと思いました。
先生に、気が散らなくなるものですかね?と聞いたところ、
それも訓練していくことで、徐々になっていくと言ってもらえたので、ゆっくりと見守って行こうと思います。
で、今もやはり、ゆうあいに移籍させたことは正解だったな~と思う日々です。学校のことが落ち着いているせいか、はやまた、私が落ち着いているせいか、最近の息子は他の生活面でも積極性が出てきて、とてもよい状態です。宿題を学童で全部終わりにしてくる、家の手伝いは積極的にする、怒らない、爆発しない。とよい状態です。先日は疲れて朝起きられない私の代わりに朝飯を作ってくれました。
目玉焼きは失敗作を私にくれるところがまだ子供だな~ともうのですが、いつも食べているシナモントーストにしてくれるなんて、よく見ているな~と感心させられるばかりです。
おにぎりも上手に作れるようになりました。
よく大人の世界では仕事と家庭どちらかのバランスが崩れると
どちらかに影響が出るといますが、子供の生活もそうだと思います。学校、家庭、どちらかがうまく行き始めれば、
両方うまく回りだす。そんな気がする今日この頃です。
息子は自分の特性を理解しながら、ゆっくり、ゆっくり、自分のペースで成長していることが嬉しい母なのでした。
これからもこの子を信じて、親なんだから!と支配することなく、
あくまでも、親としての支援を大事にし、親子で人生を楽しく過ごして行きたいと思います。