突然のさようなら。。。。 | あなたが幸せで在りますように

あなたが幸せで在りますように

人と違う個性を輝かせて、自分も人も許し愛し、せっかく生まれて来たこの人生を幸せに生きていけるように応援しています。

3月3日

息子のお友達が突然の交通事故でこの世を去りました。

まだ7歳。


朝元気に出て行って

登校班のお友達ときっと楽しくお話していたでしょう。

その列に

アクセルとブレーキを踏み間違った車が突っ込んできて、

その子だけがひかれてしまいました。


その子はとてもなつっこくて

本当にかわいい子でした。

元気な男の子

息子と一緒に遊んでくれたお友達。

あの笑顔と声をきくことができないなんて

ニュースを読んだ時には本当にショックで

涙が止まりませんでした。


そして、ママとその家族のことを思うと

胸が痛くて、痛くて

またまた涙が止まりません。


突然の死、突然の別れがどれだけ、心に傷を残すことか。

不慮の事故での死の場合

心に何の準備もできていないから

病気で亡くなった方の家族よりも

喪失感は大きいと言われています。


私も息子を亡くしていますが、

闘病生活の結果だったこともあり、

心のどこかでお別れの予感や準備ができていました。

けど、突然はそうもいかず

きついです。

想像してみてください。

さっきまで一緒だった人がこの世からいなくなることを。

さっきまでここにいた人がもう帰らないことを。

パジャマや、お箸やその人が使っていたものは何もなくなっていないのに

匂いや気配も残っているのに

その人が存在しないことの違和感を。

想像してみてください。


自分が置かれている環境はその子がいた時と変わらないのに

周りだけはもうその子はいないことに慣れて

自分の時間は止まったままなにに

周りの時間は何もなかったかのように進んでいく様子。

自分だけがその時の時間にとどまっている違和感を。

ものすごい苦しみの始まりなのです・・・・・。


そして、こういった死から私たちは

多くのことを学びます・・・・。


私たちは毎日来る24時間という日常を

当たり前だと思っている。

けど、そうではないんだよね。

そのことに気付く時は大抵、自分に非日常のことが起こった時。

そして、その時にはもう手遅れだったりもする。

大切な人を亡くすという非日常、

は、そうやすやす起こることではないのかもしれない。

だから、この何もない一見つまらなそうに思える毎日が

どれだけ幸せなことなのかに気づくこともないのかも知れない

けどね、

それでもね、

知っておいて欲しい。

分かって欲しい。


あなたがいる日常は神様からの毎日のプレゼントなんだと

何もないことこそがとても幸せなんだと

時間は永遠でないことを

突然、何が起こるか分からないからこそ、

今日が最後だという思いで過ごすことの大切さを

喧嘩しても何しても、そばにいてくれる家族のありがたさを

そういう人がいる幸せを

感謝してほしい。

分かって欲しい。

今を大切にするという意味を・・・・・

私たちが何気なく生きているこの時間は

先に逝った人たちの憧れの時間なんだということを

だからね、

私はいつも死を前にして思うのです。

思いを残して逝った人達の分まで

今を大切にしよう。

人生を大切にしようって・・・。


どうか、皆さんも、先だった様々な人の思いを大切に

今を今日を大切にしてくださいね。

K君のご冥福を心からお祈りいたします。


心理カウンセラー佐織より