向き合うことを避けた夫 | あなたが幸せで在りますように

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別れた夫のことを書くことはなかったけれど

今日はちょっと触発されたブログがあり

それに関係がある私の昔話をさせてもらおうと思います。

しばし、お付き合いくださいね。


私には2回離婚経験があります。
 

それぞれの離婚原因を一言にまとめるとしたら。。。


1度目の離婚の直接の引き金になったのは

先方の不倫と子供の死でした。

 
2度目の離婚の原因は
価値観の相違。
それも大きな相違

というところでしょうか。

言葉にしてみると二つとも別々の理由に感じますよね。

でもね、この二つには大きな共通点が実はあると私は思うのですよ。

そもそもの根っこは同じなのだと

今は思います。


それが何かというとね、

コミュニケーション不足




一度目の結婚の時は

お互いがお互いに気を使い

傷つけないようにと


嫌だと思うことも言わなかった。それが優しさだと勘違いしていました。


それは違うんじゃない?


と思うことも、


言って嫌な気分になるくらいなら


だまっておこう!

 


そう思いました。

この考えのもと、3年ほどは何事もなく

上手くいっていたけれど、

子どもを授かり、その子が重度心身障害の子で

完全介護が必用で・・・となった時には

そうもいかなくなってきて、

私は体も心も限界で

気を使うこともなくなり

「優しくしてほしい時だってあるんだよ」

と向こうに言われたことがあります。

その時に私は

「優しい言葉をかけてくれないあなたにどうして私がかけてあげることができるの!」


と怒りをぶつけました。

今までの我慢が爆発した瞬間でしたね。


それ以来、彼は優しくしてくれる他の女性にどっぷりとつかるようになりました。

そして、子供は亡くなり、離婚・・・・

一度目の離婚で学んだことは多々あれど、

その一つには

どちらかが我慢する関係は決して良好、

健全ではない

ということがあります


私たち夫婦は、本気でぶつかり合ったことは一切なくだから、喧嘩をしたことは一回もありませんでした。

自分さえ我慢すれば・・・・・

 

そう思い合う、重い関係でした。

本音で喧嘩もできない間柄はよくないですね。。




それから3年、再婚しました。

2度目の結婚の時には、前の思いを胸に

何でも言っていこうと思い実際にそうしてきました。

けれど、再婚相手はまたもや!

自分さえ我慢すればいい!

耐えることこそ美徳、男の甲斐性と思っている人で一切、自分の思いや考えを話すことがない人でした。


それだけではなく、

価値観はとてもかけ離れていた人で、こちらが意図したこととは全く違う意味にとる

人でした。

けど、これはきっと話あえば、細かく伝え理解し合えば解決できると信じていたけれど、

自分の本心は絶対に言わないこの人とは一切コミュニケーションが取れず、とても疲れていきました。

2度目の夫は

自己犠牲が強かったせいか?自分の気持ちがどうなのかを感じることが苦手だったようです。

だから、どうしたいの?どう思ってるの?

と聞くと困ってました。

そんな彼との生活は

彼が

何を考えているのか全く分からない状態で私はイライラとストレスがたまるばかりでした。

こちらの思いを丁寧に伝えても

一切分かってもらえず、

ならば私が彼を理解しよう!

そう思って

心理学で習ったことを基本にして、自分も努力し彼にも実践し続けてみました。

が、

彼はそれに対して

自分のことはよくわからないと逃げてしまい

会話が成り立たない、関係構築ができない状態でした。

毎日、毎日、疲れるばかり。

その彼に腹が立つことはとて多く

感情的に切れることもたびたびでした。


あるとき彼のお母さまとお話をすることがあったのですが、

「あなたが汚い言葉で大声で怒るから〇〇ちゃんは、怖くて何も言えないんですよ」

と言われたことがあり、

ああ、こいつはダメだと心底あきらめました。

要するに、反論されるから何も言わないでおこうというスタンスだったのですよね。

もちろん私の言い方のきつさは良くなかったと思うのですが、

それにしても、衝突を避け続けて居たら

何も変わらないのですよね。


そう、この相手とはホントに何も改善策なく別れました。

2度目の離婚から学んだことは

こちらが向き合う努力をしても

相手がそれを受けてくれないのなら、

どうにもならないのだ

 

ということ。

つまり、1人では何も改善していかない。

そういうことかと思います。

そして、二つの離婚から学んだことは

「家族だからこそ大切にしなければならないコミュニケーションの重要性」

 

でした。




自分がどう感じ、どう思い、だからどうしたいのか

 


相手はどう感じ、どう思い、どうしたいいのか

 


ずれが生じたなら、そのずれを埋めるためにお互いで努力する、相談しあう

 

それができてこそ

 
家族は安心できる仲間になるのですよね。

私が通ったメンタルヘルス協会では

相手との対立が起きた時に、こいつは敵だと間違わないこと

対立している人は協力者だ

と教えてくれました。

本当にそうだと思います。

一方的に言われることがつらくて、話をもつことから逃げ

 

言われる自分が被害者だと勘違いしていては

 

何も良い関係は生まれないのです。


これは夫婦関係だけではなく


 

人間関係全般にいえることですけどね。


あなたは逃げていませんか?まだできることがあるのに、


それを成さずに傷つくのが怖くて逃げていませんか?


逃げることも時には必要です。


けれど、そればかり繰り返しては何も改善して行きません。


時には向かう勇気が必要です。




最後に、私の恩師「衛藤信之先生」のブログをご紹介して結びにしますね。

http://ameblo.jp/n-etoh/entry-12120771537.html?frm_src=favoritemail


心カウンセラーSAORI 729より

心カウンセリングの予約、お問い合わせは
kokorokoro1212@gmail.com

まで。




☆これは2016年に書いたものに少し手を加えて再アップしました。2どめの離婚後相手が発達障害を持っていることが分かり、自分はカサンドラ症候群だと分かりました。