今日は講師業の日。
養護学校での話法接遇の研修をしてきました。
世の中の人は彼らを知的障害者と呼ぶけれど、
今日であった子達はとっても心がピュアで素直で
健常者と呼ばれる子達がだんだんと忘れてしまう
大切なものをそのまま持っていて、この子達の方が
精神的にはよっぽど健常なのではないかな?
と思って感じました。
私には重度心身障害を持った息子がいただけに
あの子が生きていたらどうなっていたのだろうと
いう思いがあり
かなり障害を持っている子をひいきしているから
余計にそう思うのでしょうね(^^)
本当に、目の前の子達がいとおしく思えてなりませんでした。
彼らはこれから職業体験をどんどんして、
卒業と同時に社会人になります。
その時にすぐに役立つようにと願い
接客用語やお辞儀の仕方、
話しかた身だしなみなどを伝えきました。
時には大笑いしてもらい、
時には真剣に
問いかければ必ず返事をしてくれる。
大人の研修みたいに、下を向いてだんまりということはない彼ら。
もしかしたら、この子たちの方がコミュニケーション能力はあるのではないかな
とさえ感じました。
彼らが社会に出ていく中で、どうぞ多くの人が彼らの良さに気付き
大切な仲間として受け入れてくれることを願ってやみません。
そして、賃金の格差がなくなることも願ってやみません。
あれだけの技術とひたむきな働きをして
障害者というだけで一般の人との賃金の格差が大きくなるということだけは
本当になくなってほしいと思うのでした。
そんなことを思う今日のお仕事でした。
今日はいい日だったな~。