性格の不一致って本当はどんなこと② | あなたが幸せで在りますように

あなたが幸せで在りますように

人と違う個性を輝かせて、自分も人も許し愛し、せっかく生まれて来たこの人生を幸せに生きていけるように応援しています。

さて、前回①では離婚の原因を簡単に性格の不一致というよりは


その人が大切にしている人生の価値観(意味)の相違


ではないか、私の場合は・・・・・


で終わりましたが、


その続きです。①はこちらをご覧ください

http://ameblo.jp/ts-korokoro/entry-11803825188.html


私が大切にしていた人生の価値観は


「どんなことにも感謝」

ということが一つあります。


私は「ありがとう」「ごめんね」


ということは人付き合いの上ではとても大切だと思っていますし、


ありがとうは心の潤滑油でもあると思っていました。


実際に私は人との関わりでこの言葉をたくさん使い


そして、接客業をしていたこともあり、お客様からもありがとう


と言ってもらえ、この言葉であったかい気持ちになれることも知っていて、


さらに、こういってもらえると認めてもらっていると感じ


とてもうれしくなる瞬間でもありました。


実家の両親もこの言葉はよく使っており、


それは醤油を取ってもらったり、お茶を入れてもらったり、


それこそごはんをよそって渡したりするだけでも、


ありがとう。サンキュという言葉をお互いにやり取りしていました。


だから、私にしたらこの言葉は言うことが大切。


言ってもらえることが当たり前


でした。


けど、前の夫は違いました。


ご長男で大切に育てられたことも関係しているのかもしれませんが、


なんでもしてもらえることは当たり前で


食事の世話、家事、育児は女性がして当たり前の考え


加えて、当たり前なことに対しては


感謝の言葉なぞいうことがおかしいという感覚の持ち主でした。


いつだったか、


ごはんを彼によそってもらった時


自然と「ありがとう」


と言葉に出していた私に


彼が


「当たり前のことをしただけなんだから、わざわざありがとうと言わなくていいよ」


と言ったことがありました。


その時は


なんだか違和感を感じながらも、ま、照れ隠しかなと思ったのですが、


結婚してみて分かったことが上にも書いたように


ああ、当たり前のことにはこの人は感謝しないのだな


ということでした


だから、私があの時にありがとうと言ったことに対して、


彼はそれがおかしいと思ったのでしょうね。。。。。


なので、育児でどんなに大変でも


家のことをどんなに頑張っても、


大変だね。


いつもありがとう。


なんてことを一度も言ってもらったことはありませんでした。


言ってほしければ


まず自分から言う!というのは鉄板だと知っているから


私は日常的にありがとう。お疲れ様ということを言っていたのですが、


それさえも、言われて当たり前の感覚の人でしたので、


何とも思ってもらえませんでした。


ほとんどの男はそうだよ~~


という声が聞こええそうですが、言える男子も実際にはいるのです。


私は逆にそういえる人と多く接してきたので、


結婚したとたんそれが言えなくなる


世の亭主はおかしいと思うのです。


仕事をしていれば感謝もされるだろうに


家では誰にも感謝されない、


ものすごくストレスでした。


それを訴えても、どうしてそれでイライラするの?


当たり前のことでしょ??


と私の心が通じない相手にさらにイライラするだけで


いつしか私はあきらめてしまいました。


そして、自分が言うこともばかばかしく思えて


彼をねぎらうこともやめてしまいました。


本当はやめなければよかったのかまもとも思うけれど、、、、


その時はこころ折れていました。


彼は私の態度が変わった理由は理解できないでいたようです。


大切にしていることが


理解されないさみしさ、空しさ。


理解てくれない、


受け容れて、自分も変わろうと努力もしない


その姿に少しづつ心が離れ始めました。


心が離れていくことって、


目には見えない形でだんだんと進んでいくのですよね。


夫婦ってお互いが大切にしていることを


共有、もしくは尊重できないと長く続かない気がします。


大切な価値観こそ、尊重と共有が大事ですよね。


そして、私の場合はもう一つ譲れない大切なことがあったのです。


これは次回に続く。