子どもの心を乱さずに離婚のことを伝える最低限の方法
これはあくまで私の経験での上なのですが、
その方法は
①親が素直であること。
②子どもを一人の人格を持った人として尊重すること
③相手に対しての自分の感情を切り離し、事実を伝えること
だと思います。
①の素直であること
というのは、子どもだけでなく人付き合いの上でも大切なのことです。
これはコミュニケーションの基本でもあります。
相手に思いを伝える時大人って変に取り繕ったりして、
素直じゃないですよね
例えば、悪いと思っていても、子どもに謝ったら親のメンツが立たないからできない。しない。
とか。
(これは夫婦関係でもそうですよね。俺が私が謝ったら負けだ!!本心なんか言えるもんか!と意地をはったり。)
でも、自分よりも下だと思ったり、勝ち負けにこだわったりすることは無意味だと思います。
素直じゃない限り、本当の思いは誰にも伝わりません。
この姿勢は②に繋がることなのですが、
素直であることは相手も自分も尊重することのように私は思います。
子どもはただ小さくて、自分と血縁関係があるだけで、れっきとした一つの人格を持った
人間です。だったら、礼儀をもって相手を尊重して接することが大事だと思います。
何も教えない、何の意見も子供に聴かないというこは避けたいですね。
そして、最後。
離婚するくらいだから、実際は相手に対してよい感情は持っていないと思いますが
そこはぐっとこらえて
子どもに夫婦関係を伝える時、出て行くことを伝えるときには
事実を伝えるたほうがいいと思います。
なぜなら、子どもにとったらよい父親であることもあるからです
女性は特にそうですが、
自分が生んだ子どもは自分の所有物のように思い
自分と同じ気落ちじゃないと許せない!!
なんて、いう粘着型の気持ちを子供にも求めたりします。
だから、自分の気持ちと同じにさせようと常々配偶者の悪口を子どもに言ったりします。
でも、本当にこれは子どものは苦痛だと思うのです。
私が10代の頃
私の母は父の悪口を常々言っていましたが
気持ちのよいものではありませんでした。
本当にこれは気をつけたいことです!
さ、
では実際にどう告げるといいのかはこんな感じでしょうか
「○○ちゃん、今度、お母さんとお父さんは離婚することになったんだ。お母さんも悩んだんだけれ
ど、
一緒にくらしていると仲良くできなくて、とてもつらいの。だからお母さんはお家をでていくことにな
しました。」
「お母さんは○○ちゃんと一緒にいたいのだけど、○○ちゃんはどう思う」
てな具合ですかね。
うちの子は離れて暮らすことにあまり抵抗を感じなかったタイプなので、
「お母さんと暮らす。」
と即答していましたが、もし大泣きされたり、嫌だ~~と言われた時にはそのお子さんの気持ちを
受け止めてあげることがいいですよね。
息子が即答できたのは常々こう言っていたからかもしれません
「○○ちゃんはお母さんが生んだ大切な子だよ。」
「お母さんと○○ちゃんはつながっているんだよ。」
「一緒は楽しいよ」
なんとなく、日ごろから洗脳してるのか!!
みたいな言葉かけですが・・・・[汗)
それとこれが一番重要かもしれません。
離婚して子どもがさみし思いをすることに対してはしっかりと謝りましょう。
「ごめんね、お父さんと仲良くできなくて、○○ちゃんには悲しい思いさせたね」
って。
子どもの気持ちを汲む、人として尊重することにつながりますよ。
さて、こうした私の対応がよかったのか、悪かったのか
それは息子が大きくなってみないと分からないことだけれど、
でも、少なくとも、
親が自分の為に嫌な相手と我慢して暮らしていた。自分がいなければよかったのか!
と変に心に負担をかけることや
俺の為にって、勝手なことを言うなよ!
という反発心をもたせることは回避できると思います。
親を恨むこともないと思います。
最後に・・・・・
離婚はできればしない方がいいのかもしれません
けど、どうしても何をしてもお互いの関係が良くならないのならば
自分が自分らしくいられないと思うのならば
別れるという選択はありだと思います。自分に正直であれ。
自分の人生は自分で作る。誰になんと言われても、そんなの関係ない。
言いたい人には言わせておけばいい。
言ってきた人が何か具体的に苦しい環境を変えてくれることなんてないのだもの!
自分の人生の主人公は自分。
自分に正直に生きること、それは自分も相手も大切にすることにつながって行く
そう私は信じています。
子どもにもその姿勢は伝わるはずだし、
なんら恥じることはないです。
母ちゃん、かっこいいぜ!!
そう言ってくれるに違いないと思います(´∀`)。
以上で離婚を子どもどう伝えるかは終わりなのですが、
いかがだったでしょうか?
何か参考になったとしたら幸いです。
では、では、今日もあなたがあなたらしくありますように。。。。。。。
さおり