クルマ好きの皆さまこんばんは~。
昨日(4月15日)はお休みをさせて頂き、(夕方から引き取りに、部品発注に、見積もりにと追われましたが・・・)
草間彌生展↓の研修を受けてきました。
県立静岡美術館は隔週、月曜日が基本休館日です。
企画展が始まってからの最初の休館日に、展覧会の概要について企画展担当の学芸員さんが、スタッフを対象にレクチャーをしてくれます。
スタッフにとってはすごい特権です。
草間さんは1929年生まれ、御年84歳です。ご出身は長野県松本市。
↓展覧会の内容や作者について詳しくは↓
http://www.spmoa.shizuoka.shizuoka.jp/japanese/
県立静岡美術館ホームページへどうぞ。
↓以下は↓おやじの勝手な主観や感想ですのでご参考までに~(笑)
展覧会の目玉は色々ありますが一点、静岡のみの展示作品があります。
初期の作品で渡米(ニューヨーク)先で描かれた作品だそうです。
近年に描かれた作品とは色調を含め、作風も歴然の違いがあり、何だか気づかされるものがありました。
そう、ついつい忘れがちな様々な初心を思い出させてくれました。
初期の作品だったからかもしれません。
そして近年の作品を観て想ったことは、
草間さんは、人間にはとうてい不可能なほどの、壮大な世界観の中に身をおいて作品と向き合っいる気がします。
体内からあふれ出る生命が宇宙へと羽ばたき、彷徨うさまを描いていらっしゃるのかなと・・・。
しかも一滴の血が体内から宇宙へと・・・。
絵画には結論や完成像があり、そこへ向かって作者は作品を描いていくものと、おやじは考えます。
しかし、草間さんはインスピレーションで作品を描く、未完成の完成形です。
だから次々に作品が生まれ、新しい作品ごとに変化があり、斬新な表現が生まれるのかな・・・。
学芸員さんに教えて頂きましたが、草間さんは上下を決めないで描くそうです。
描き終えた作品を眺めて上下が決まり、またテーマも決めるそうです、とても面白いですね。
ひとつひとつの個性豊かな作品が並んでいますが、美術館全体が草間さんの一つの作品として描かれている気がします。
皆さまも宜しければ御足をお運びください。
開催期間は4月13日~6月23日まで。