こんにちは
トレーナーの菅原です
雨ばっかりで、ホント太陽が恋しいですねぇ〜
今年は記録的な日照不足で、夏野菜も不作でキュウリなんか平年の2倍に高騰してるとか
洗濯物は乾かず、
体調も崩しやすく、
ビールの売れいきは伸びず、
海の家はガッカリですね〜
こんな時は筋トレをやるしかないですね
さてさて、
先日はアロー初の試みで、
「産業医学推進研究会」におきまして産業医さん、保健師さん、栄養士さん達へ
"運動指導をできるようになろう"
というテーマでセミナーを行わせていただきました
お尻チョイ上げからのバンザイ
目を閉じて足踏みチェック
「運動指導をしたいんだけど、指導方法がわからない...」
「運動の専門家に指導の仕方について教えてもらいたい...」
そのようなお声を以前から知り合いの産業医様からいただいており、今回ようやくセミナーが実現しました
※産業医学推進研究会(産推研)とは...、
1989年に発足された、産業医学に関する進歩発展、並びにその普及に寄与することを目的とし、
お医者さんや保健師さん、作業環境測定士さんなどが所属する会です。
最近は企業様で健康体操などの運動時間を設けているところもあるかと思います
実際に外部への出張トレーナーさんが社員さんへ運動指導するところもあれば、
社員さんの中でトレーナー資格を有する方が運動指導をするところ、
トレーナーの資格はないけど担当の方がなんとか運動者を募ってやっているところなど、色々な会社があるかと思います。
今回のセミナーでお話しした部分を少しだけご紹介しますので、企業様で運動を担当する方がいましたら是非参考にしていただけたらと思います
社内での運動の目的は把握していますか?
今回のセミナーは肩こりや腰痛などの不調を持つ方に対しての運動として、指導させていただきました。
健常な方がダイエットを目的に運動する時と、肩こりや腰痛などの不調がある方が症状改善に向けて運動をする場合、
運動の目的が違うのはわかりますよね
目的が違うのであれば、運動方法も変わるはず
ダイエットの運動と身体の不調改善の運動は運動方法が変わってきます。
これは『運動の狙い』をトレーナー菅原が経験に基づいて独自にピラミッド化したものです
言葉が難しいので少し解説をすると、
リアライメント・・・身体の歪みを整える
体幹深部筋群の活性化・・・整った身体を維持する
美姿勢の獲得・・・身体の安定性・柔軟性を高める
エクササイズの習慣化・・・身体を強化する
このような具合です
1番トップの部分が身体の強化と考えます
もちろん目指すところは運動の習慣化ですが...
身体の不調改善が目的であれば、身体の強化よりも、もっと土台を整えましょうよ。
っていうのがアローの考えです
こうならないように
運動を指導する側は方法論ではいけない
身体の不調者を対象にした場合、またはアスリートのトレーニングにも言える事ですが、
方法論(what)にとらわれてしまうと道に迷ってしまいます。
なぜなら、運動方法は無限にあり、
やり方、形だけを相手に伝えてもこれは何の為にやっている運動なのかその方が理解していなかったら継続して家でやってもらう事はできません
今やっている運動が何を狙ってやっている運動なのか
それが不明なまま、「これは肩こりの運動です」「これは腰痛の運動です」と言われても説得力がないですよね
これはいわゆるTVや雑誌などのメディアも同じで、運動の方法ばかりが取り上げられて、実際には何に効くのかわからないなんてことが多々あります
これもスタジオあるあるですが...
会員さんに「こういうトレーニングがTVで紹介されてたんですよ〜」って会員さんがやり方を見せてくれるんです。
私が「ところでこのトレーニングは何にいいんですか?」と聞くと、「いや、わからないんです」と答えます。
こんなやりとりからも、メディアからの情報は「方法」にフューチャーしてしまい、結局そこしか頭に残らなかったりするんだと思います
私たちトレーナーがお客様へトレーニングをお伝えするときに大事にしていることは「方法論」でなく、「原理原則」を知って伝えるということ。
コレはお客様に理論を事細かに伝える、って意味ではなくて、それを知った上で指導をしてほしいって事。
原理原則っていうのは言い方を変えれば「ルール」ですよね。
このルールこそが先程のピラミッドにあたります。
身体不調の改善にはこのルールが大事
まずは実践でしょ
今回のセミナーではもちろんトレーニングのやり方もお伝えして、皆様で一緒に動いて、確認して
ラストの時間は実際に相手に運動指導をしてもらいました
ロールプレイングタイム!
動きを教えるって意外と難しい
なかなかこんなセミナーはないと思います
実際に運動を指導してみると、相手にわかりやすく伝えるってことが意外と簡単そうで難しいんです
一度お手本を見せてから説明した方がわかりやすいかもしれないし、説明し過ぎると伝わらず、言葉が少ない方が伝わったり。
簡単な動きを誘導する言葉が出てこなかったり...
こればかりは自分で実際にやってみて、まずは家族、友人へ教えてみて実践を積むしかありません
終わりに...
先ほども述べてきましたが、
身体不調の改善を目的とした方への運動指導で大事なのは「方法」ではなく「原理原則」でありルールなんです
ルールを知っていることで、運動指導までのプロセスで信頼できるアドバイスが出来るはずです
「〇〇さんは姿勢がこうなので、
今は身体を整えるエクササイズをやっていきましょう。」
「ここをこんな風に動かす運動を10回くらい。1日3セットやってみましょうか」
みたいにちょっと具体的になればGood
一言でも、信頼できるワードが出せればより運動指導が効果的になるはずですよ〜
お忙しい中、遅い時間までお付き合いいただき、ご参加者の皆様本当にありがとうございました
また、貴重な場を用意してくださったヘルスデザイン株式会社の坂本先生、大﨑先生、ありがとうございました
理学療法士/トレーナー
菅原
<お知らせ>
一緒に働く理学療法士を募集中
理学療法士の技術や知識を活かしてトレーナーとしてお仕事しませんか
アローには経験豊富な理学療法士のトレーナーが複数名います。
是非想いを形にする会社「ARROW」で一緒に働きましょう
詳細は上記ホームページのリクルートページから
アロー公式facebookページ
https://m.facebook.com/arrow.inc.iine/
アローの情報を配信してます
いいね、フォローよろしくお願いいたします
アロー公式Twitter
こちらでもアローのリアルタイムな情報をアップしております。
フォローよろしくお願いいいたします
トレーニング、セミナーのご依頼受付中
トレーニングスペースアローでは企業様向けの身体に関するセミナーやトレーニングセッションなども行っています。社員の健康は会社の健康へ繋がります。定期的に会社に運動を導入したい、セミナーイベントを行いたい、などご検討中の方、是非一度アローにご相談ください
スタジオ ホームページ
自分の足でスタジオに来れる人はぜひスタジオへ!!
訪問 ホームページ
足が悪くて行けない方はぜひ訪問をご利用下さい!!