ごっくんテスト:「誤嚥性肺炎を起こさない為に確認しておく事」とは? | トレーニングスペースアローのブログ

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成城•祖師谷・経堂エリアの理学療法士のみで行っている、パーソナル×加圧トレーニング・コアコンディショニングの施設です。

こんにちはビックリマーク

アローの北村ですニコニコ
 
 
今回は訪問分野ですひらめき電球
 
 
 
 
 
 
アローが施設内で提供する集団体操では、
メインの運動を行う前に“学びの時間”を10分程設けていますひらめき電球
 
 
 
 
この時間の目的としては
メインの運動にスムーズに入っていく為に、
 
ピリッとした緊張の糸をほぐす。
なぜこの運動をするのか?意図を汲みやすくする。
生涯学習精神を呼び起こす!笑
 
などがあります。
 
 
 
今回は
肺炎の直接的な原因となり得る
『誤嚥性肺炎』について
皆さんと一緒に学びの時間をして来ましたビックリマーク
 
 
 
 
 
そこで、この記事では
誤嚥性肺炎を予防するためのチェック方法
簡単な体操もご紹介させてもらいます音譜
 
 
 
 
 

総人口に占める高齢者人口の割合は28.1%と過去最高

 
内閣府の出している高齢者白書によると
70歳以上が5人に1人の時代になりましたあせる
 
世界を見ても、
高齢者人口の割合は先進7か国(G7)の中で
日本が一番高いと算出されていますあせるあせる
 
 
そのため、
「病院に行かなくても良い元気な高齢者を育てる」
事が私たち運動指導者には大切なミッションかと思っていますビックリマーク
 
 
 
 
 

65歳以上における日本人の死因トップ3は?

 
 
 
ご存知の通り、
「ガン」が1位ですひらめき電球
 
 
 
 
2位が「心疾患」ひらめき電球ひらめき電球
 
 
3位に「肺炎」と続きますひらめき電球ひらめき電球ひらめき電球
 
 
 
 
民間調査で2019年4月に約3000人の医師が対象。
 
Q:30年後の日本の死因は何になってくるか?
という質問に対し、
ガンがトップで、老衰、肺炎、誤嚥性肺炎を挙げる医師が多い結果でした。
 
 
医療技術の進歩によって、心疾患や脳血管疾患での死因が減少する一方、高齢者特有の廃用による誤嚥などには今後も注意すべきであるが、予防出来る分野でもある!
と、結果を読んで個人的には思いましたひらめき電球
 
 
 
 
 
そもそも、
誤嚥性肺炎とは…
 
簡単に言うと、
「ゴックンと飲み込む動作が弱り、食べ物などが間違って気管の道に流れてしまい、肺の中で炎症を起こす事」を言います。
 
 
健常者であっても間違って気管に入る事はあります。
でもその際には「ムセ込み」が起こり、肺に入るのを阻止してくれていますビックリマーク
 
 
そのムセ込みが起こらないのが寝たきりに近い高齢者の特徴ですねガーン
 
 
 
 

誤嚥性肺炎を予防する為の3つのポイント

 
 
 
1つ目は
 
『歯磨きを毎日しているか?』
 
 
口腔ケアはとても大切ですビックリマーク
 
 
口が開いたままの寝たきりの入居者がいる。
なんて施設があったら要注意です!
 
 
唾液が少なく口の中が乾燥している状態は、
ゴックンがしにくくなる上、口腔内の菌が繁殖しやすくなりますあせるあせる
その菌が万が一、肺に入ってしまうと肺炎を起こす原因となりますガーン
 
だから日々の口腔ケアは大切なのですビックリマーク
 
自分でできない方はスタッフがやってあげましょうひらめき電球
 
歯磨きがめんどくさい方は、マウスウォッシュで代用するのも良いかと思います
 
 
 
 
 
 
2つ目は
 
『ゴックンが十分に出来るか?』
 
これは飲み込みの筋力があるか?をチェックしていますひらめき電球
 
 
チェックの仕方は、
喉を触ると小さな軟骨を触れることができます。
それを指先で軽く触れておきながらゴックンをしてみて下さい。
上方に持ち上がり、元の位置に戻るのが確認出来ます。
それが飲み込み一回とカウントをしますひらめき電球
 
 
 
この飲み込みテストは
30秒間3回以上出来たら正常ですビックリマーク
 
30秒間で3回出来なかった方は、飲み込みの力が弱っており、誤嚥リスクが高いので注意しましょうあせるあせる
 
 
 
 
 
3つ目は
 
『よく笑い、大きな声を出せるか?』
 
施設にはたまーに、大きな声を出して生活をしている方を見る事があります目耳
 
ですが、その方達が「誤嚥性肺炎になった」と、私は聞いた事がありませんビックリマーク
 
 
やはり、笑ったり声を出したりする事はお腹や喉の力をつけるのには良いと個人的には思いますひらめき電球
 
 
なので、体操の中には敢えて笑いを引き出す言葉かけや参加者みんなで掛け声を交えるようなメニュー作りを心がけていますひらめき電球
 
 
また、舌の体操も大切ですビックリマーク
「飴玉体操」などは伝わりやすいのでオススメですひらめき電球
 
 
 
 
 
まとめ
 
・口腔内のケアは毎日やる
・飲み込みが弱って来た方にはゴックンテストを試してみる
・日々の笑いや声を出すことが最大の誤嚥予防
 
 
 
体操の前に誤嚥性肺炎にはこの3つのポイントが大切であると
お話させてもらった上で、
「では元気な声を出して体操しましょう!」
と、メインの体操に入っていってますグッド!
 
 
一方的な運動指導にならず、
参加型の運動指導の方が結果的に誤嚥性肺炎を予防することに繋がるかと期待しておりますひらめき電球
 
 
 
 
医療機関の整っていない老人ホーム内だからこそ、
日々のケアを一緒にしてあげる事が
私は大切だと思っています音譜
 
 
そんな思いが伝わっていれば嬉しいですが♪
 
 
理学療法士トレーナー
 
北村良平
 
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