こんにちは
トレーナーの菅原です
今年もよろしくお願いいたします
皆さんはお正月どう過ごしましたか
私は実家でず～っと食事。休憩してまた食事、といった感じでこれ以上摂れないくらいお腹を満たしました
菅原のお正月
体重も２～３キロ増えましたよ
後悔している方も多いのではないでしょうか
でも、大丈夫
まず、お正月が終わってから同じような食事を継続しない限り、体重がそのまま上がりっぱなしなことは絶対にありません
食事量がお正月より減れば、運動をしていなくても体重は戻ります
お正月の食事量を継続することはまずないですよね
ただ、やはりお正月中は活動量も減っているので、体重が落ちたところで体脂肪が上がっていると思います
なので数値上は体重が減ってきて、いったんはホッとしますがなぜか体脂肪は上がっているなんていうアローの会員様も多かったのではないかと思います。
でも大丈夫
運動をこれまで継続してきた会員様は、運動を再開した際に筋肉が戻りやすくなっているはずです。
筋肉は定期的に刺激していれば、途中期間を空けても、運動を再開した際に早く筋肉が復活する
という性質があります。
これを、
今回題にしている「マッスルメモリー（筋肉の記憶）」といいます。
元々スポーツをやっていた方であれば、一度は感じたことがあるのではないでしょうか
これをもう少し詳しく説明していきますね
まず、大前提として筋肉がつくためには筋肉を構成している筋線維が太くなる必要があります。この筋線維は長さ数センチにも及ぶ巨大な細胞でその細胞の中に「筋核」という核があります。
この筋核はトレーニングで増加することが研究で確認されており、いったん筋核が増えると筋力トレーニングなどにより筋核を増やす手間が省けるので、筋線維が素早く肥大しやすいとされています
核の数はたとえトレーニングを中断して筋肉が萎縮しても、増えた核の数は変わらないため、運動を再開した際の筋肉の復活が早いという訳です
これは東大の石井直方教授から聞いたお話ですが、
自転車に乗ることを一度マスターした人は、何年も自転車を乗らなくても、乗り始めはフラフラしてもすんなり乗れてしまう。
マッスルメモリーはそれと同じことですよ～と。
そして、10年間はそのメモリーが保たれるということです。
これはラットでの研究から類推した期間ですが．．．
つまり、10年以内に運動を再開すれば、身体の芯は覚えているという訳です
であれば、若いうちから運動をしておくべきだったな～、と思うかもしれないですが、年配の方でも筋肉は必ず付きます
筋核は長期間のトレーニングで増えていきますが、筋力や筋肉量はその他にも神経の発達やホルモンバランスでも変わってくるので、
まだ短期間しか運動をしていない人も見えない部分での変化は必ず出ているはずですよ～
こんな知識だけでも知っておくと、今までストレスに感じていた心が軽くなりませんか
日々のイベントを楽しみつつ、運動をして身体を戻していく。
プライベートの楽しみがないと運動も楽しくありませんから。
私はそう思っています
私は正月早々、体調を崩してしまったので運動のスタートが遅くなってしまいましたが、すぐに戻していく自信があります
皆さんもそろそろ運動を再開して、お正月に蓄えたエネルギーを使っていきませんか
私も一緒に頑張ります 笑
実家でのんびり
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