県民共済シネマホールで
東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻
第十五期生修了制作展 GEIDAI ANIMATION 15 breath
を観てきました。
コロナ禍の去年までは上映会場が東神奈川駅前の
神奈川区民文化センターで、横浜の手前だったのに
今年は馬車道校舎のちょっと先になってしまい…
さいたまから行くだけで大変なのに雨だったので疲れました。
修了生プログラムでは長坂康平さんの
劇場版『バナナの皮で滑って転ぶうさぎ』が面白かったです。
予想通りに転ばなかったり、様々な展開があって
楽しく鑑賞しました。
劇場版ではないアニメはSNSで連載中だそうです。
最後は登場キャラクターがみんなで合奏する
ミュージカル風なラストでしたが
主人公のうさぎの担当楽器がリコーダーで
良い味を出してました。
その他の方はアートアニメーション的な作品が多く
意味不明な話だったりしましたが、
映像はそれぞれ作りこまれていて見応えがありました。
1年次プログラムの作品では
何犬かわからない主人公が「負け犬」と言われたりする
鉄崎凌大さんの『My Life as a Dog』や
校則に拘束されたり同調圧力で
自分の気持ちを隠してきた主人公が本性をさらけ出す
武田椿さんの『神々来々』が印象に残りました。