馬車道でbreath | (新)昭和35年生まれのアニメファンのブログ

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 昭和35(1960)年生まれのアニメファンのブログです。
 60過ぎの独身男がいまだにアニメが好きで、
「キュアマリンは俺の嫁~」とか言ってるのは見苦しいと思いますが、
自分でも人としてダメダメだということは自覚しているので
見逃していただければ幸いです(苦笑)。

 県民共済シネマホールで
東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻
第十五期生修了制作展 GEIDAI ANIMATION 15 breath
を観てきました。


 コロナ禍の去年までは上映会場が東神奈川駅前の
神奈川区民文化センターで、横浜の手前だったのに
今年は馬車道校舎のちょっと先になってしまい…
さいたまから行くだけで大変なのに雨だったので疲れました。

 修了生プログラムでは長坂康平さんの
劇場版『バナナの皮で滑って転ぶうさぎ』が面白かったです。
予想通りに転ばなかったり、様々な展開があって
楽しく鑑賞しました。
劇場版ではないアニメはSNSで連載中だそうです。

 最後は登場キャラクターがみんなで合奏する
ミュージカル風なラストでしたが
主人公のうさぎの担当楽器がリコーダーで
良い味を出してました。

 その他の方はアートアニメーション的な作品が多く
意味不明な話だったりしましたが、
映像はそれぞれ作りこまれていて見応えがありました。

 1年次プログラムの作品では
何犬かわからない主人公が「負け犬」と言われたりする
鉄崎凌大さんの『My Life as a Dog』や

校則に拘束されたり同調圧力で
自分の気持ちを隠してきた主人公が本性をさらけ出す
武田椿さんの『神々来々』が印象に残りました。