京橋でASK?2020 | (新)昭和35年生まれのアニメファンのブログ

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 昭和35(1960)年生まれのアニメファンのブログです。
 60過ぎの独身男がいまだにアニメが好きで、
「キュアマリンは俺の嫁~」とか言ってるのは見苦しいと思いますが、
自分でも人としてダメダメだということは自覚しているので
見逃していただければ幸いです(苦笑)。

 art speace kimuraで「ASK?映像祭2021 PART1 2020年度受賞作家展」
を観てきました。
昨年度はICAFもネットで見たし、吉祥寺アニメーション映画祭も
終わってから受賞作品をYouTubeで見たので、自主制作の
アートアニメーションをスクリーンで見るのって久しぶりです。
どのアニメも見覚えがあり、初見の作品はありませんでしたが、
私のショボいノートパソコンの画面で見るのとは迫力が違うので
見に来て良かったです。


2階では大賞受賞作品『escape』の西尾秋乃さんの個展ということで
『escape』と新作『戯れ子ばこ』をプロジェクターで上映するとともに
その映像の素材を再構成した短編がモニターで流されてました。
独特の和風な風景の中にオバケみたいな白っぽいキャラクターが
いっぱいいる世界観が魅力的だと思いました。

 地下では受賞者グループ展ということで
久里洋二賞:『anipulatio』の瀬尾宙さん、
西村智弘賞:『蛍火の身ごもり』の川上喜朗さん、
ASK?賞:『ONE WORLD』の川畑那奈さんの映像作品の上映と

展示をやっていました。
 吉祥寺映画祭でも受賞した瀬尾さんの『anipulatio』が
映像は編集によって真実とは意味が変わってしまうことを描いていて
面白かったです。


展示作品も「タイトルでにぎやかす」とか「額縁でにぎやかす」とか
なんだかダマされてるような感じがしました。


 この暑い中アートアニメーションを観ようなんて人は少ないようで、
私が行った時は観客は私一人でした。感染のリスクはほぼ無さそうです。
PART1は7月31日(土)まで。
PART2の2021年度受賞作家展は8月6日(金)から8日(日)までだそうで、
こっちは未見の作品が多そうなので、また行こうかな?