駿河台で戦争展 | (新)昭和35年生まれのアニメファンのブログ

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 昭和35(1960)年生まれのアニメファンのブログです。
 60過ぎの独身男がいまだにアニメが好きで、
「キュアマリンは俺の嫁~」とか言ってるのは見苦しいと思いますが、
自分でも人としてダメダメだということは自覚しているので
見逃していただければ幸いです(苦笑)。

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 明治大学 米沢嘉博記念図書館で「マンガと戦争展」を見て、リバティタワーで関連イベント「おざわゆき、こうの史代トークイベント『はだしのゲン』を楽しむ」を聴いてきました。

 こうの先生は『この世界の片隅に』の原作者ですが、残念ながら、こうの先生の展示は終わってしまったそうです。

 お互いの作品についての話の中で、おざわ先生が『この世界の片隅に』の「しあわせの手紙」では鉛筆→ペン→カラーと画材も凝っていた等の話が出ました。
 こうの先生は『はだしのゲン』は2巻だけ家にあって怖い所を繰り返し読んだが、1巻の人間関係の怖さの方が原爆の怖いシーンより怖いとおっしゃってました。

 ある観客からどういうモチベーションで描いているのかという質問があり、手塚治虫先生ら先輩たちは経験したことを描いたが、戦争マンガは日本の漫画の伝統で受け継ぐべき物だという義務感で描いた。価値観が変わるので、結構良い経験だということです。

 トークを聴いて『この世界の片隅に』の漫画を読んでみたい気もしましたが、新鮮な気持ちでアニメを楽しみたいので原作漫画を読むのはアニメ映画を見てからにしたいと思います。
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