とある方のブログを見ていて、現在の自分に至る過程を書いておくことは大切だと思い、

改めて現在の想いに至る過去を振り返りたいと思いました。

私は高校時代に「人」にとても興味を持つようになりました。

きっかけはもう覚えていません。

ただ、自分自身が不安定だったことは覚えています。

家族内は喧嘩が多く、家に帰りたくなく、部活(吹奏楽)の友人たちと出来る限り遅くまで遊んでいました。

家族の不和の影響は多少なりともあったと思います。数年不安定な時期を過ごした後、ふと思い至った結論が

「悩んだところで答えが出るものでは無い。答えの無い悩みで憂鬱な時間を過ごすより、少しでも今を楽しく過ごし人生楽しい時間を長くした方が良い。」というものでした。

これは今でもそう思っています。

同時に、「よくよく見れば自分と同じように悩みながら過ごしている10代のなんと多いことか。そんな人たちの支えになれれば」でした。

部活の友人の中には数名それぞれの家族への悩みを持っていました。

似たような悩みを持つ友人との「語り」の中で、先ほどの結論に至ったとも思います。

この結論に至った私は、臨床心理士の資格を取得しスクールカウンセラーになりたいと思いました。

 

臨床心理士の資格を取得するには当時は大学院で臨床に進むことが一番早く取得できました。

そこで大学院で臨床がある大学に絞り、専修大学に進むことになりました。

 

今となってはこの受験勉強の時にもっとしっかり勉強しておけば、とふと思うことがあります。

他方、当時の心理学科は非常に人気が高く、倍率20倍なんてザラでした。

やっぱり自分の実力の現れだとも思います。

第1志望は慶応大学でしたが、ここは入学時にはコースが決まらず、

(当時は)2年次に進学時に心理学を学べるか決まる状態でした。

専修大学には実際に患者さんが来られる施設もあり、

臨床心理士として学ぶ環境としてはとても良い環境がそろっていて、

当時有名な先生もいらして、不満は無かったものの

長い間コンプレックスが残ったのも事実です。

 

②へ