クリミア問題 | トライウッドマネー研究所

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 今日の日経平均(14時現在)は、大幅反発し、222円高で14500円台を回復しております。


最近株価を押し下げているのが、クリミア問題です。


クリミア半島は歴史的にも、ナイチンゲールで有名なクリミア戦争などでしばしば世界史に登場します。

地政学的にロシアにとってもEUにとっても重要なところです。


現在は、ソ連崩壊後、ウクライナの自治区編入されていましたが、住民の約6割がロシア系で占め、先日行われた住民投票で、ロシアへの編入を視野に入れた、独立を望む声が勝利しました。


しかし、欧米は、ロシア軍の介入による圧政の結果で、国連憲章違反であると猛反発しております。資金の凍結などの経済制裁も予想されます。


日本も欧米に追随する形で制裁を表明しています。


しかし、EUはロシアからの天然ガスのパイプラインを止められるという弱みを握られており、日本も最近の北方領土返還に向けたプーチン政権との関係を考えれば、弱腰にならざるを得ないのが現状です。


日本からすると、ロシアをとるか?欧米を取るか?という難しい選択も迫られそうです。


いずれにしても、資源価格の不安定さは、ここ最近原発停止の影響で、貿易赤字・経常赤字を抱える日本にとっては看過できない問題で、さらには世界のマーケットのリスクオフの動きが円高を誘導することになります。


今日は、円安に戻りましたが、昨日まで101円台前半まで急騰しました。


日本の各企業の好決算とは裏腹に、アベノミクスの手詰まり感も相まって、やや天井を抑え込まれている感があります。




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