ビットコイン | トライウッドマネー研究所

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 今日の日経平均は、36.72円高(14時24分現在)で小幅反発しております。

ウクライナの情勢が上値を抑えているようです。


今日は、仮想通貨の取引所Mt.gox社の破たんで話題のビットコインを取り上げます。

はっきり言って、複雑怪奇で、説明を聞いてもすべてを理解するのは不可能だと思います。


ビットコインは、インターネット上の仮想通貨で、手数料がかからずに電子決済や海外送金にも使える利便性の高さも魅力です。電子マネーと似ていますが、現金に裏付けされておらず、価格も変動するので、

リスクも伴います。


一時1ビットコイン=1000ドルを超えていました。


今回このMt.gox社の破たんは、ハッキングに遭い、顧客と自社分85万ビットコインを消失したことが原因でした。


ビットコインは、金融商品に位置づけされておらず、監督官庁も金融庁なのか、消費者庁なのか曖昧なまま広がっていたのが現状です。


マネーロンダリングの温床にもなっており、中国では取引禁止になっています。


グローバル社会に適した世界共通通貨、新たな運用商品になりうるような期待が膨らむ一方で、またいつか来た道で、実体のない詐欺商品なのか、まだまだ謎の多い不透明な”仮想通貨”でしかありません。


自己責任であることは言うまでもありませんが、このビットコインを買うにあたって、ファンダメンタルな部分が全く見えてきません。金やプラチナなどの資源のように需給状況で決まるのか、ドルやユーロとの連動性など、わからないことだらけです。


ただ言えることは今回のような問題が起こり、警戒が先行してやがて見向きもされなくなれば、暴落したままとなることは確かでしょう