ソーシャルゲームの運用開発に携わって2年が経ちました。
最初は右も左も上も下もわからなかったですが、
3年目になり少し自分の考えや感じることも多くなったので
ブログにまとめたいと思います。
またサイバーエージェントでは色々な会社で開発を行なっているので私が経験した事を書きつつ、他のやり方なども教えていただけると幸いです。
今日は【共有】についてです。
特に職種柄(今はプロジェクトマネージャーをやっています)日々様々な人と関わりながら仕事をしています。
そんな中で最近気をつけているのが
情報を確定して全員につたえるということです。
■情報・・・5W1H
Who(誰が) What(何を) When(いつ) Where(どこで) Why(なぜ)How(どうやって)
例えば不具合共有等
who…誰がその不具合を起こしたのか
what…何が不具合を起こしているのか(プログラミングなのか設定なのか…など)
when…いつから発生しているのか
where…ゲームのどのような場所でおこっているのか(イベントや通常機能…など)
why…なぜ不具合は起こったのか
How…どうやって対応するのか
ひとつでも抜けると不具合が不具合を呼ぶデスマーチに!!
■確定
決して100%ガチガチに決まってから共有しなければならないということじゃない、ことです。
例えば、明日になれば180度変わる情報もその時点で決まっていることを共有するということが大切です。
例)新規イベントを開発するかしないか
明日のデーターマイニングの調査を確認し、イベント参加ユーザーが前回の20%以下を下回っていたら新規のイベントを開発します。
この時点では新規イベントをするかしないかは決まっていませんが、それを判断する条件は確定しています。
その確定情報を共有する事で、何がどうなれば自分が次に動かなければいけないかの見通しが立ちます。
ソーシャルゲームを開発する中で1日多く取れるか取れないかがどれだけ重要かは痛い程知っているでしょう。。。
■全員
これが一番難しいです。
よくあることで「聞いていませんでした」という理由で開発が遅れるときや現場は知っていてもリーダー陣は知らないという事が起こります。(逆もあります)
また全員といっても関わる人が多いと抜け漏れがないか心配になったり共有するだけでかなり時間が取られてしまいます。
そんな中で私がこの人たちだけは必ず共有しようと思っているのは
①決定権を持っている人…モノゴトがかなり早く進みます。
②現場で実際に手を動かす人…ここに共有しないとトンデモ成果物があがってきます。
一番有効なのはやはり1回顔をつきあわせて会うこと、話す事だと思います。
ここをめんどくさがると、誤った情報がいったり期待していた成果があがってこなかったりして振り出しにもどったりします。
本当に恐ろしい…。
様々な人が関わる開発現場において共有は本当に大切なコミュニケーションなので
さぼらず、あせらず、的確にやっていきたいですね!!
それでは次回は【確認】に関して書きたいと思います!!
最高のコンテンツをつくるぞー!!