唐松岳(撤退)![台風](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/162.gif)
3人の都合が合った1月22日(日)に、今年の初登りに唐松岳へ!
いつもの若者と、初めて同行する仲間。3人になると、途端に日程調整が難航します
寒波到来の谷間で、天候は出たとこ勝負で出発
予報では、(~9:00) →
→
(13:00~15:00) →
と目まぐるしい。。。
麓の気温は−13℃ 8時の八方アルペンラインの運行開始を待ちます。
東側は青空で、稜線もクッキリ
ゴンドラと2本のリフトを乗り継いで、標高1,830mの八方池山荘に到着。(8:20)
浅間山方面には低い雲が、、、風が強いのも気になります
ここでアイゼンを装着し、まずは八方池の第3ケルン(2,080m)を目指します。
西側は青空ですが、やはり風が・・・(9:00)
八方池までに、いくつかのケルンがあるのですが、強風と前方の雲?ガス?を見て、ケルンごとに登山者が撤退していきます
登るにつれ、強風は暴風と変わり、積もった雪が飛ばされて、一瞬目の前が見えなくなることもしばしば、、、途中で早々にゴーグルを装着。
暴風に耐えながら、八方池の第3ケルンまで、なんとか登って来ました。(10:00)
前方は真っ白で、ホワイトアウト状態
八方池越しの白馬三山も、雲に覆われ、時折下がチラッと見えるのが限界。
白馬三山を映す八方池もこの季節は雪で真っ白ですね。
暴風は収まらず、風速で25mはあるでしょうか。時折の突風時は、防風態勢をとらないと体が持っていかれそうです。
ここでほとんどの登山者が撤退していきます。
少し状況を見て、雪山経験の豊富な若者は、行けるところまで行ってみるとのことでしたが、経験の少ない私含めた2名は、下リフトの時間制限もあるので、ここで撤退
結局、この日唐松岳山頂まで登ったのは、山荘に宿泊し早朝向かった数パーティーと彼一人だったようです。(若者同様に第3ケルンから先に進んだ数パーティーも、途中ですべて撤退)
山荘近くまで降りてくると風は弱く感じ、西側の八ヶ岳・南アルプスは見えて来ましたが、浅間山方面は霞んでいます。(11:15)
下リフトの最終時間が15:10なので、早めに降りて下で若者を待つか迷いましたが、一時的な天候の回復を期待して、八方池山荘で待つことにしました。
13〜15時予報を信じて、何とか白馬三山が見たい!
アイゼンを外し、11時半に山荘に入り、まずはコーヒータイム 同行者は
12時を過ぎ、外へ出てみましたが、状況は変わらず
お昼ご飯を食べて、13時過ぎに外へ出ると、、、鹿島槍が見えてます
東側の雲も取れだし、13時半に山頂まで登った若者が降りて来ました。
30分ほど待つと、、、白馬三山見えました〜〜〜
白馬三山アップで、白馬鑓ケ岳〜杓子岳〜白馬岳(〜小蓮華岳)
鹿島、五竜を見納めて、2時過ぎに下山です。
下山後は、ゆ〜ぷる木崎湖で温泉
今回、ほとんど登山はできませんでしたが、八方池での撤退は正解だったと思います。
経験したことのない暴風の中を八方池まで行ったことは、歩行技術や装備含め、いい経験になりました。
また、のんびりと山小屋で過ごすのも楽しかったですし、何より雪の白馬三山を間近で見れたことは感動ものでした
唐松岳山頂からの景色は、とても素晴らしいので、いつかリベンジしたいと思います!!
trym