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「テロ支援国指定の早期解除はない」拉致家族らに米高官

 【ワシントン=坂元隆】訪米中の北朝鮮による拉致被害者の家族会と支援組織「救う会」の一行は25日、ホワイトハウスで米国家安全保障会議(NSC)のデニス・ワイルダー・アジア上級部長と面談し、米国の北朝鮮に対する「国際テロ支援国指定」を解除しないよう訴えた。
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 家族会によると、ワイルダー部長は「すぐに指定を解除することはない」と答えたという。

 米国は日本人拉致問題などを理由に北朝鮮をテロ支援国に指定しているが、6か国協議の合意により、米朝間で指定解除についての協議を行うことになっている。

 家族会の訪米は、ワシントンで今週行われている人権団体による「北朝鮮自由週間」にあわせたもので、事務局長の増元照明さんと、拉致被害者の松木薫さんの姉の斉藤文代さん、「救う会」からは島田洋一副会長が参加している。
(2007年4月26日10時51分 読売新聞)

「テロ支援国指定の早期解除はない」拉致家族らに米高官 : 国際 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

2児拉致の夜に不審電波、警察が傍受…供述と一致

 埼玉県上福岡市(現ふじみ野市)の渡辺秀子さん(当時32歳)の2人の子どもが北朝鮮に拉致された事件で、2児が福井県小浜市の海岸から工作船で連れ出されたとされる1974年6月中旬の深夜、同じ海岸の沖合付近から不審な電波が発信されたのを、当時の警察当局の通信施設が傍受していたことがわかった。
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 この傍受の日時が、「2児の拉致」を警察当局に打ち明けた東京都内の貿易会社の関係者の供述と一致したことから、警視庁公安部は、2児が拉致された時間と場所が特定できたとしている。

 これまでの調べによると、渡辺さんの長女・敬美ちゃん(当時6歳)と長男・剛ちゃん(同3歳)は74年6月、品川区の貿易会社「ユニバース・トレイディング」(78年11月ごろ活動停止)の役員だった木下陽子容疑者(59)(国外移送目的拐取容疑で逮捕状)の指示に基づき、「世話役」の女(55)らによって小浜市内の海岸に連れ出され、工作船で北朝鮮に拉致されたとみられている。

 公安部では、同社に在籍していた元社員らの供述から、木下容疑者がひそかに工作船で北朝鮮に渡航する際、小浜市の海岸を利用していたことや、世話役の女が74年7月中旬までの約1か月間、国内から姿を消していたことなどを突き止め、2児が拉致された時期を「6月中旬ごろ」と絞り込んでいた。

 さらに警察当局の通信施設が日本海岸で傍受していた電波の記録を分析した結果、ほぼ同時期の深夜、小浜市の海岸の沖合から不審な電波が発信されていたことが判明。世話役の女も同社関係者らに「夜になるのを待って、2児を工作船に乗せた」と話していたことなどから、公安部は、この電波について、工作船の乗務員と、2児を連れて海岸で待っていた世話役の女らとの連絡用の通信だったとみている。

 世話役の女は現在、荒川区内で同じく同社の社員だった夫(58)とともに暮らしているが、公安部からの事情聴取の要請を拒否しているという。しかし、公安部では、他の同社関係者の供述などから、2児の拉致の容疑は裏付けられたと判断。拉致に関与した少なくとも4人のうち、北朝鮮にいるとみられる木下容疑者については、79年5月に出国後、日本に入った形跡がないことから、同容疑の公訴時効(7年)が経過していないとみている。
(2007年4月26日14時45分 読売新聞)

2児拉致の夜に不審電波、警察が傍受…供述と一致 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

渡辺さんの夫収容所送りか 政治犯リストに同一名

1973年に所在不明となった渡辺秀子さん=失跡当時(32)=の子ども2人の拉致事件で、北朝鮮の政治犯収容者リストの中に、在日朝鮮人の渡辺さんの夫と同じ名前が記載されていることが26日、分かった。

 渡辺さんの夫は北朝鮮に出国したとみられ、消息が途絶えており、警察当局もこの情報に関心を寄せている。

 リストは英文で、国際人権団体「アムネスティインターナショナル」(ロンドン)が、94年6月に公表した。

 それによると、90年に平壌郊外の「勝湖収容所」に収容されていた政治囚49人の中に「Koh Dae Ki」の名前があり、備考欄に「Former Korean resident in Japan」と、北朝鮮に渡った在日朝鮮人であることが記されている。

 渡辺さんの夫は「高大基」と名乗っており、名前が一致する。
(共同)



東京新聞:渡辺さんの夫収容所送りか 政治犯リストに同一名:社会(TOKYO Web)