2児拉致「工作船で清津まで2 7時間」
74年に渡辺秀子さん(当時32)の子供2人が拉致された事件で、2人は工作船で27時間かけ、北朝鮮・清津に連れ去られていた可能性が高いことが新たにわかった。
この事件は、渡辺さんの長女・敬美ちゃん(当時6)と長男・剛ちゃん(当時3)が74年6月中旬、北朝鮮に拉致されたもので、26日に国際手配された洪寿恵こと木下陽子容疑者(59)が拉致を指揮した疑いが持たれている。
警視庁公安部の調べによると、子供2人は、渡辺さんとは別に、拉致実行グループの実家などを転々とさせられた後、東京・品川区のマンションに監禁され、北朝鮮に連れて行かれたものとみられている。2人を工作船で連れ去ったとされる世話役の女(55)は「清津まで27時間かかった」などと関係者に話しているということで、警視庁公安部は引き続き、世話役の女に任意の事情聴取を求めていく方針。
日テレNEWS24
主犯の逮捕状26日に請求 夜間に工作船で2児拉致
1973年に所在不明となった渡辺秀子さん=当時(32)=の子ども2人の拉致事件で、実行犯の女(55)らは東京都品川区のアジトから2児を自動車で連れ出し、午後10時ごろに福井県小浜市に接岸した工作船に乗せていたことが25日、警視庁と兵庫県警の共同捜査本部の調べで分かった。
捜査本部は、拉致の経緯をほぼ解明。26日に国外移送目的略取容疑で、工作員グループのリーダー格で北朝鮮に生存しているとみられる女工作員(59)の逮捕状を取り、国際刑事警察機構(ICPO)を通じて国際手配する。
実行犯の女については25日、任意の事情聴取を求めたが、応じなかった。女は同罪の時効が成立している。
調べでは、渡辺さんの子どもの高敬美ちゃん=当時(6)=と剛ちゃん=当時(3)=は74年6月中旬、工作船に乗せられた。当時、警察当局がとらえた電波情報や関係者の供述などから、工作船が小浜市の浜辺を出たのは午後10時ごろと判明したという。
社会 北海道新聞
テロ支援国指定から北朝鮮解除せず、米大統領方針
【ワシントン26日聯合】米国のブッシュ大統領は毎年4月末に発表するテロ支援国指定に関し、日本人拉致被害者問題が解決されるまでは北朝鮮を指定から外す考えはないとの姿勢を示しているという。米ホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)のワイルダー・アジア部長が26日、日米首脳会談に先立ち開いた会見の中で明らかにした。
米国のこうした方針が、マカオの銀行バンコ・デルタ・アジア(BDA)の北朝鮮資金移管が遅れている問題や進展のみられない6カ国協議に、どのような影響を及ぼすか注目される。
現在、米国がテロ支援国に指定しているのは、北朝鮮とキューバ、イラン、シリア、スーダンの5カ国だ。
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