北朝鮮:IAE Aを招請 BDA資金移管「解決段階」
【北京・西岡省二】北朝鮮原子力総局の李済善(リジェソン)総局長は16日、マカオの銀行「バンコ・デルタ・アジア(BDA)」で凍結されていた北朝鮮関連資金2000万ドル(約25億円)以上の移管について「資金の凍結解除プロセスが最終段階にあることが確認された」と表明、実務代表団を北朝鮮に招請するとの同日付書簡を国際原子力機関(IAEA)のエルバラダイ事務局長に送ったことを明らかにした。ただ、IAEAは同日昼(日本時間同夜)現在、書簡を受け取っていない。
朝鮮中央通信が報じた。BDAからの資金の移管作業の着手後、北朝鮮当局がBDA問題に言及するのは初めて。
北朝鮮当局がBDA問題は間もなく解決するとの認識を公式に表明し、寧辺(ニョンビョン)核施設の稼働停止・封印に向けた措置を取る意思を強調したことで、北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議で合意された「初期段階措置」は期限切れ(4月14日)後、ようやく履行される可能性が高まった。
毎日新聞 2007年6月16日 21時16分 (最終更新時間 6月16日 22時44分)
北朝鮮:IAEAを招請 BDA資金移管「解決段階」-今日の話題:MSN毎日インタラクティブ
北朝鮮、凍結資金送金問題の進展受けIAEA事務局長に実務代表団招請の書簡送る
北朝鮮は16日、凍結されていた北朝鮮資金の送金作業が進んでいることを受けて、IAEA(国際原子力機関)の実務代表団を招請するとの書簡をエルバラダイ事務局長に送った。
朝鮮中央通信によると、北朝鮮の原子力総局は16日、IAEAのエルバラダイ事務局長に書簡を送り、IAEAの実務代表団を受け入れることを表明した。
この中で北朝鮮は、マカオに凍結されていた北朝鮮資金の送金問題が最終局面にあるとの認識を示している。
この問題について、北朝鮮が公式に言及するのは初めてのことで、2月に6カ国協議で合意した核放棄の初期段階措置に向けて、ようやく動き出すことになる。
一方、アメリカのヒル国務次官補は16日、訪問先のモンゴルで、中断されている6カ国協議の再開に向けて、首席代表による会合を7月上旬にも開きたいとの考えを明らかにした。
ヒル国務次官補は来週、中国・韓国・日本を訪問し、各国代表と協議を行う予定となっている。
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