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北朝鮮が米に軽水炉要求、核放棄の見返りに (読売新聞)

 【ワシントン=坂元隆】6か国協議筋は10日、同協議米首席代表のクリストファー・ヒル国務次官補が先月訪朝した際に、北朝鮮が核放棄の見返りに軽水炉を要求していたことを明らかにした。

 米国は、軽水炉の供与を検討するのは、北朝鮮がすべての核放棄を済ませ、米朝国交正常化が実現した後としており、今後の協議で北朝鮮が実際に軽水炉供与の要求を持ち出せば、議論が紛糾するのは確実だ。

 軽水炉は、核兵器の原料となる兵器級のプルトニウムを抽出しにくい原子炉。協議筋によると、北朝鮮は先月21日に訪朝したヒル次官補に、具体的な条件は示さないまま、軽水炉の供与を要求したという。

 北朝鮮は核放棄後も、軽水炉による原子力開発を継続することに固執しており、2005年9月の6か国協議の共同声明では、「適当な時期」に北朝鮮に対する供与を検討することになっている。

[ 2007年7月11日14時35分 ]

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金総書記「月内を希望」 6カ国協議開催時期に初言及

 【北京=城内康伸】北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記が、先に訪朝した中国の楊潔ち(よう・けつち)外相との会談で、北朝鮮核問題をめぐる六カ国協議について、「七月中に開催されることを希望する」と述べていたことが十日、分かった。複数の六カ国協議筋が明らかにした。金総書記自らが同協議の開催時期について言及した事実が明らかになったのは初めて。

 六カ国協議議長国の中国は、同協議首席代表会合の十八日開催を関係国に提案したが、金総書記の開催に前向きな発言が日程調整に大きな影響を与えたとみられる。

 協議筋によると、三日に行われた総書記との会談は核問題に多くの時間が割かれた。総書記はマカオの銀行バンコ・デルタ・アジア(BDA)に凍結されていた北朝鮮関連資金が全額返還されたことに絡み「BDA問題が基本的に解決し、(六カ国協議の)障害物がなくなったと考える」と表明。核問題の解決に向けて「今後も六カ国協議の枠組みで努力する」と同協議を重視する姿勢を明らかにした。

 楊外相は「六カ国協議の枠内で核問題解決のために相互協力したい」という胡錦濤国家主席の口頭メッセージを伝えた。



中日新聞:金総書記「月内を希望」 6カ国協議開催時期に初言及:北朝鮮問題(CHUNICHI Web)

中国国連大使「制裁解除検討を」 対北朝鮮

 北朝鮮が核施設の稼働停止・封印など「初期段階の措置」を履行する可能性が高まったことを受け、中国の王光亜・国連大使は10日、国連安全保障理事会の決議に基づく対北朝鮮制裁の解除を検討すべきだとの考えを示した。安保理会合後、記者団に語った。

 北朝鮮の核実験に伴い昨年10月に安保理が採択した制裁決議は、北朝鮮への大量破壊兵器関連物資やぜいたく品の禁輸のほか、核計画に関与する北朝鮮当局者らの海外資産凍結や船舶などの貨物検査を加盟国に義務づけている。一方、必要に応じて「制裁措置の強化、修正、停止、解除を含む見直し」を行う可能性も盛り込まれている。

 王大使は、制裁解除が「情勢を改善し、問題の恒久的な解決を見いだす手助けになるのは間違いない」と主張。中国が直接、安保理に解除を働きかけるかどうかについては、6者協議の主要当事国の反応を待って決めるとした。

 一方、制裁委員会のスパタフォラ委員長(イタリア国連大使)は同日、決議で義務づけられている制裁実施状況に関する報告書の提出国が、4月の前回報告から3カ国増え、192加盟国中71カ国に達したと安保理に報告した。

asahi.com:中国国連大使「制裁解除検討を」 対北朝鮮 - 国際