金総書記「月内を希望」 6カ国協議開催時期に初言及
【北京=城内康伸】北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記が、先に訪朝した中国の楊潔ち(よう・けつち)外相との会談で、北朝鮮核問題をめぐる六カ国協議について、「七月中に開催されることを希望する」と述べていたことが十日、分かった。複数の六カ国協議筋が明らかにした。金総書記自らが同協議の開催時期について言及した事実が明らかになったのは初めて。
六カ国協議議長国の中国は、同協議首席代表会合の十八日開催を関係国に提案したが、金総書記の開催に前向きな発言が日程調整に大きな影響を与えたとみられる。
協議筋によると、三日に行われた総書記との会談は核問題に多くの時間が割かれた。総書記はマカオの銀行バンコ・デルタ・アジア(BDA)に凍結されていた北朝鮮関連資金が全額返還されたことに絡み「BDA問題が基本的に解決し、(六カ国協議の)障害物がなくなったと考える」と表明。核問題の解決に向けて「今後も六カ国協議の枠組みで努力する」と同協議を重視する姿勢を明らかにした。
楊外相は「六カ国協議の枠内で核問題解決のために相互協力したい」という胡錦濤国家主席の口頭メッセージを伝えた。
中日新聞:金総書記「月内を希望」 6カ国協議開催時期に初言及:北朝鮮問題(CHUNICHI Web)