6か国・首席代表会合、北京で再開へ
北朝鮮の核問題をめぐる6か国協議が18日午後、北京で再開します。核施設の停止を受けた次の段階の手順をめぐって、北朝鮮と各国がどこまで合意できるかが焦点となります。
17日に引き続き、各国代表は18日も朝から2国間の事前協議を行っています。午後から行われる首席代表会合では、次の段階となる「すべての核計画の申告」と「核施設の無能力化」の手順や、その見返りとなる重油95万トン相当の支援の時期や内訳などを中心に話し合われることになります。
「次の段階の措置を2007年内に実行することで各国が合意できればと思っています」(ヒル国務次官補)
17日のおよそ4時間にわたる米朝協議を受けて、北朝鮮がどのような姿勢で18日の会合に臨むかが注目されます。
「我々は当初から一貫していると思いますし、我々が対応を変えるということはありません」(佐々江アジア大洋州局長)
非核化の次の段階ににあたって、北朝鮮がアメリカに対して、テロ支援国リストからの削除などを改めて要求してくる可能性もあり、拉致問題を抱える日本政府の立場は、ますます厳しいものとなりそうです。(18日11:31)
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ヒル代表 次の段階年内実現を
6か国協議のアメリカ代表のヒル国務次官補は、18日から始まる首席代表による会合で、北朝鮮のすべての核計画の申告と核施設を使えなくする「無能力化」を、ことしじゅうに実現することで合意を得たいという考えを示しました。
ヒル国務次官補は、18日朝、北京市内のホテルで記者団に対し、北朝鮮の核施設の稼働停止など初期段階の措置の履行にめどがついたことを受けて「まだまだすべきことがたくさんあり、長い道のりであることは皆理解している。今後どれだけ早く前進することができるのか見ていかなければならない」と述べて、午後から始まる首席代表による会合では、次の段階の措置に早期に取りかかるための議論を深めたいという姿勢を示しました。そして、北朝鮮によるすべての核計画の申告と核施設の無能力化など次の段階の措置について「ことしじゅうに履行することで各国の合意を得ることを目指したい」と述べました。さらに、ヒル次官補は、今回の会合では、米朝の関係正常化を議論する作業部会を含め5つのすべての作業部会の日程についてもめどをつけたいという考えを示しました。
NHKニュース
6か国協議 首席代表が会合へ
北朝鮮が核施設の稼働を停止したのを受けて、次の段階の措置について話し合う6か国協議の首席代表会合が18日から北京で始まります。すべての核計画の申告を求めているアメリカや日本に対して、北朝鮮は、次の段階でも見返り措置を強く求めるものとみられ、双方の主張の隔たりをどこまで埋められるかが今回の協議の焦点となります。
6か国協議の各首席代表は、17日に北京入りし、このうち、アメリカのヒル国務次官補と北朝鮮のキム・ケグァン外務次官は、双方の大使館を行き来するとともに、市内のレストランでも昼食をともにするなど緊密な協議を重ね、米朝間の協議は17日だけで3回に及びました。一連の会談について、ヒル次官補は、17日夜、記者団に対し、「よい議論ができた」と評価したうえで、核施設の停止に続く次の段階では、北朝鮮が存在を否定しているウラン濃縮を含めて、すべての核計画を年内に申告し、核施設を使えなくする『無能力化』に応じることが重要だという考えを重ねて示しました。これに対して、北朝鮮は、95万トンの重油提供や、アメリカによるテロ支援国家指定解除など、次の段階でも見返り措置を優先させる構えとみられます。核施設の稼働停止に続く次の段階の措置をどのような形で進めていくかについては、アメリカや日本などと北朝鮮との間の主張の隔たりは大きく、18日午後から始まる首席代表会合で妥協点を探れるかが焦点となります。
NHKニュース