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テロ指定、年内解除も 北朝鮮が核無能力化なら

北朝鮮が年内に核施設無能力化とすべての核計画申告という核放棄に向けた「次の段階」を実行に移し、日本人拉致問題を含む日朝関係でも進展がみられた場合、ブッシュ米政権が北朝鮮に対するテロ支援国家指定を年内に解除すると決めたことが13日、分かった。複数の6カ国協議筋が明らかにした。

 6カ国協議の米首席代表、ヒル国務次官補は米朝関係正常化には核物質撤去などの「最終段階」実行が必要との立場を崩していない。しかし北朝鮮の取り組み次第では、完全非核化に先立って北朝鮮が米敵視政策の象徴とみなしていた措置が年内にも解除されることになり、米朝関係が劇的に進展する可能性が出てきた。

 協議筋によると、8月に中国・瀋陽で行われた非核化作業部会で、北朝鮮は初めて年内に無能力化を行う用意があると発言。米朝作業部会でも同様の発言があり、米国は「北朝鮮側がなすべきことを行えば、こちらもやるべきことを実施する」として、年内解除の可能性を伝えた。

 米側はこの際、核計画申告では高濃縮ウランによる核開発疑惑についても明確な説明が必要だと強調したほか、日朝関係進展も重要だと指摘したという。

 米政府筋は、拉致問題「進展」の定義については「日本と北朝鮮が話し合うこと」として具体的な言及を避けた。一方、別の米政府筋は北朝鮮が「既に死亡した」などとしている日本人拉致被害者について「何が起きたのかを明確に説明しなければならない」と述べ、徹底した再調査が最低限必要との認識を示した。

 今月1~2日にジュネーブで行われた6カ国協議の米朝作業部会は年内の無能力化で合意した。北朝鮮外務省報道官は3日、朝鮮中央通信を通じ、米国がテロ支援国家指定と制裁を解除することになったと明らかにしたが、ヒル次官補は北朝鮮が非核化に向けてさらなる行動を取らない状況での解除は否定していた。(共同)

(2007/09/13 17:42)

テロ指定、年内解除も 北朝鮮が核無能力化なら|米国|国際|Sankei WEB

米と韓国、北朝鮮との和平協定の締結で協議開始

【ソウル13日AFP=時事】バーシバウ駐韓米大使は13日の会合で、米国は既に韓国との間で、朝鮮戦争を正式に終結させる北朝鮮との和平協定の締結の可能性に関する協議を開始していると述べた。(写真は、板門店の北朝鮮人民軍の兵士)
 同大使は、米韓両国は既に同協定締結に関する共通の立場を構築するための協議を開始したと語った。同大使は、単に戦争状態の終結を宣言するだけでなく、軍事的な信頼醸成措置を含めたすべての面にわたる和平協定の話し合いには少し時間がかかるだろうと述べた。
 ブッシュ米大統領は先週シドニーで行われた盧武鉉韓国大統領との会談で、和平協定を締結する前に、北朝鮮は検証可能な方法で所有する核兵器を廃棄しなければならないと述べた。しかし聯合ニュースによると、同大使は和平協定に関する予備交渉は北朝鮮の非核化が終了する前にも始まる可能性があると語った。
 同大使は、交渉は韓国と北朝鮮が主体で、米国と中国が支援する形で行われると述べた。 〔AFP=時事〕

時事ドットコム:米と韓国、北朝鮮との和平協定の締結で協議開始

6者協議進展への期待感高まる 首相辞任

安倍政権の退陣は北朝鮮の核問題をめぐる6者協議の進展に大きく影響する可能性がある。核問題の話し合いが進む中、拉致問題で強硬姿勢をとる日本だけが浮く形になっていたからだ。北朝鮮関係筋は昨年から「参院選で自民が惨敗し、安倍政権が退陣すればあらゆる局面は変わる」と指摘していた。

 6者協議は全体会合を月内にも開く。米朝は、北朝鮮が年内に「すべての核計画の完全な申告」と核施設「無能力化」を行うことで合意。非核化措置が進めば、米国による北朝鮮のテロ支援国家指定の解除も現実味を帯びてくる。だが、日本は拉致問題との絡みから解除に強く反対している。

 全体会合では非核化措置とともに、その見返りとして北朝鮮に提供する重油95万トン相当の支援なども含めた「ロードマップ(行程表)」を作る。他の参加国の協議筋からは「安倍政権は6者協議の進展を望んでいないのでは」との疑念すら出ていたが、新政権の対応の変化に期待感も漂い始めた。

 一方、モンゴルで今月開かれた日朝国交正常化作業部会で北朝鮮側は「動けるような雰囲気にしてほしい」として、経済制裁の解除を求めた。10月には北朝鮮籍船の入港全面禁止措置などの制裁期限が切れる。仮に新政権が延長措置を取らない場合、日朝関係も動き始める可能性がある。

asahi.com:6者協議進展への期待感高まる 首相辞任 - 国際