6カ国協議:きょうから 核施設無能力化を議論
【北京・西岡省二】北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議が27日午後、北京の釣魚台迎賓館で始まる。30日までの間、北朝鮮の核廃棄に向けた「第2段階措置」のうち、核施設の無能力化の定義や手順などを集中的に論議し、ロードマップ(行程表)の策定を目指す。
8~9月に開かれた米朝、日朝国交正常化など五つの作業部会や、米中露3カ国の核専門家グループによる訪朝の結果が報告され、各国が意見を表明する予定。
米首席代表のヒル国務次官補は26日夜、北京入りした後、北朝鮮首席代表の金桂冠(キムゲグァン)外務次官と夕食を取りながら会談した。終了後、金次官は記者団に「いかに結果を出して、みなさんを失望させないようにするか、で見解の一致をみた」と述べ、詳細は語らなかった。
◇中山首相補佐官、ヒル代表と会談
ヒル国務次官補は26日、首相官邸で中山恭子首相補佐官とも会談した。中山氏は「拉致問題がしっかりした形で解決しない限り、(テロ国家指定を)解除しないでほしい」と要請、ヒル氏は「非常によく分かっている」と応じた。【佐藤丈一】
MSN-Mainichi INTERACTIVE 北朝鮮
ミャンマー情勢:安保理で米中対立、浮き彫りに
ニューヨークで26日開かれた国連安全保障理事会の緊急会合では、ミャンマー軍事政権と関係の深い中国などの反対で、明確な対応を決めることができなかった。ミャンマーとの「資源外交」を優先させたい中国と、「人権抑圧」を批判する米国との対立構図が改めて浮き彫りになった格好だ。
ヒル米国務次官補(東アジア・太平洋担当)は27日、北京で報道陣に対し、ミャンマー軍事政権が反政府デモを武力弾圧した事態を受け、「すべての国がビルマ(ミャンマー)への影響力を行使する必要がある。中国は明らかにその一つだ」と語り、中国政府が事態悪化の回避に向けてミャンマー軍事政権への圧力を強めるよう求めた。
ヒル次官補は記者の質問に答えて、「ミャンマー政府は事態を警察や軍の力で解決できると考えるのをやめねばならない。すべての国はこの点に合意する必要がある」と指摘。ミャンマーに影響力を持つ中国と「緊密な協議」を行う意向を示した上で、軍事政権が民主化勢力と「真の対話プロセス」を始めるよう国際社会が圧力を強める必要性に言及した。
また、国連のハリルザド米大使は会合後、米国は独自制裁を決めていることを改めて説明し、「安保理はこの状況を悪化させない措置をとることが重要との認識を共有した」と語った。
一方、中国の王光亜大使は「ミャンマーの安定を求める」としながら、「制裁は役立たない」と明言。これに先立ち、欧州連合(EU)と米国は国連安保理に制裁を含む対応を要求している。
毎日新聞 2007年9月27日 11時40分
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6カ国協議、今夕開幕=「次の段階」文書化が焦点
【北京27日時事】北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議が27日午後4時(日本時間同5時)、北京の釣魚台迎賓館で開幕する。半年ぶりとなる協議では、非核化に向けた「次の段階」措置と位置付けられる核施設無能力化と核計画の完全申告に関するロードマップ(行程表)を策定し、4日間の会期で文書化までこぎつけられるかが焦点だ。
北朝鮮の金桂冠外務次官は27日午前、北京の米大使館に入り、ヒル米国務次官補(東アジア・太平洋担当)と会談。米朝両国は26日夜に続く個別協議を行った。ヒル次官補は27日朝、記者団に対し、北朝鮮に続き、中国などほかの4カ国とも事前調整を進めると述べた。各国代表は開幕後、基調発言し、「次の措置」履行に向けた提案を行う。
時事ドットコム:6カ国協議、今夕開幕=「次の段階」文書化が焦点