拉致可能性」で新たに6人を公表・失踪者問題調査会
北朝鮮による拉致問題に取り組む特定失踪者問題調査会は30日、拉致の可能性が否定できないとして、新たに在日朝鮮人の女性ら6人の氏名などを公表した。これまで拉致の可能性が否定できないとしていた北海道網走市の国井えり子さん(失跡当時17)については「拉致の疑いが濃厚な失跡者」に変更した。NIKKEI NET:社会 ニュース
調査会が公表した失跡者は248人となり、うち34人が「拉致の疑いが濃厚」、214人が「可能性が否定できない」となった。
移送目的略取容疑で告発状 国井えり子さんの父道警に
北朝鮮による拉致問題を調査する特定失踪(しっそう)者問題調査会が、新たに「拉致の疑いが濃厚な失跡者」とした北海道網走市の国井えり子さん=失跡当時(17)=の父親力さん(79)が30日、被疑者不詳のまま国外移送目的略取容疑などで北海道警に告発状を提出した。Yahoo!ニュース
記者会見した力さんは告発した理由について「生死が分からないので警察の力で真相をはっきりさせたい」と説明した。道警は内容を精査して受理するかどうか決める。
同調査会などによると、国井さんは高校2年生だった1968年12月12日、登校すると言って自宅を出たまま消息を絶った。北朝鮮から持ち出された写真の女性がえり子さんと似ていたため同調査会が専門家に相談、「特徴に矛盾点はないが、情報不足で今後の検討を要する」とされている。
- 共同通信 - 移送目的略取容疑で告発状 国井えり子さんの父道警に
“拉致解決は北朝鮮の国益”ヒル国務次官補
ヒル国務次官補は議会上院の外交委員会での証言で、北朝鮮による拉致問題について、「日本の重大な関心事であり、解決を図らなければならない問題だ」と強調しました。そのうえで、ヒル次官補は「日本は世界第2の経済大国であり、世界で重要な役割を担っている。その日本と良好な関係を築くことは、北朝鮮にとって決定的に大事なことだ」と述べました。そして、ヒル次官補は、拉致問題は、まず日本と北朝鮮の2国間で解決するべき問題であり、6か国協議のほかの参加国がそれを後押しする態勢が望ましいという考えを示しました。日本と北朝鮮は、2国間の本格的な対話を再開することで合意していますが、ヒル次官補の発言は、日本との関係改善は北朝鮮の国益だとして、北朝鮮に日本との協議に誠意を持って臨むよう促したものです。NHKニュース