trycomp2のブログ -2798ページ目
米国による北朝鮮への「金融制裁」問題が、北朝鮮の核問題をめぐる6者協議の行方に影を落としている。制裁解除をめぐる直接交渉に応じない米国に北朝鮮が反発、交渉を6者協議再開の前提条件とし始めた。韓国は6者による非公式会合を打診したが、事態打開の見通しは立たず、今後の日朝協議などにも影響しそうだ。
済州島で14日開かれた南北閣僚級会談。「6者協議の早期再開を」と北朝鮮の態度軟化を促す韓国首席代表の鄭東泳(チョン・ドンヨン)統一相に対し、北朝鮮団長の権浩雄(クォン・ホウン)・内閣責任参事は核問題に触れなかった。
米朝対立は、米国が9月に、マカオの銀行を資金洗浄の疑いがある金融機関に指定し、銀行にあった北朝鮮関連口座が凍結されたことがきっかけだ。
北朝鮮は先月の6者協議で撤回を求め、いったん米朝対話で打開を探ることになったが、制裁解除へ向けた首席代表級の「本格交渉」を求める北朝鮮に対し、米国は理由説明にとどまる「実務接触」を打診。北朝鮮が「米国が会談を避けている条件では6者協議の再開は絶対不可能」(労働新聞)と反発した。
米国も引かない。米国務省高官は「6者協議が進行中だから何もしない、ということはない」と断言。逆に、実務接触を断った北朝鮮への不信感を強めている。
9月の6者協議で採択した共同声明は「将来の軽水炉提供」の可能性に言及するなど、譲歩を迫られたとする不満が米国にはある。強硬論の台頭で、最近では米首席代表のヒル国務次官補が「かじ取りに苦心している」ともいわれる。
国務省では対北強硬派のジョセフ国務次官(軍備管理・国際安全保障担当)が北朝鮮への締め付けを主導、マカオの銀行への措置は財務省、偽ドル摘発は司法省など、他省庁も絡んでヒル氏が影響力を行使しにくい構図だ。
一方の北朝鮮にとって対外資産の凍結は死活問題。ただでさえ低い対外信用を引き下げ、国際金融機関の取引拒否や自粛を広げる引き金になりかねないと強く懸念する。
膠着(こうちゃく)を打開しようと韓国は月内の非公式会合を打診したが、米朝ともに相手の譲歩を訴えて引かず、可能性は遠のいている。
asahi.com:北朝鮮、金融制裁で硬化 6者協議再開に暗雲?-?国際 国家情報院の当局者は今月13日、統一部の出入記者団に対し、「米紙ロサンゼルスタイムズが、『北朝鮮で米ドルの偽札の図案を担当した』とし、引用報道した脱北者は、北朝鮮で金を印刷したり、作る分野と関連した仕事に携わったことがないと述べた。
同日、外交部の高位関係者は、米国が提起した北朝鮮のドルの偽造紙幣製造の疑いに対して、「どちらか一方が主張したからといってそれが事実になるというわけではない。北朝鮮が全面的に否定している状況であるだけに、常識的に納得できる手法で事実関係を確認しなければならない」と述べた。
ブッシュ米大統領は今月12日、「北朝鮮はドルの偽札を製造している」と述べており、これに先立ってバーシュボウ駐韓米大使は、「北朝鮮はヒトラー以来、他国の貨幣を偽造する初めての政権」と述べた。韓国政府は、米国がこのように北朝鮮のドルの偽札製造の容疑を提起することが、来月に予定された6か国協議に否定的な影響を及ぼすと思って北朝鮮の代わりに釈明に乗りだしたのだ。
1989年に北朝鮮の介入が疑われる偽造ドル紙幣が初めて摘発されて以来、北朝鮮の外交官、商社の職員、貨物船などが、偽造紙幣のドルを所持して摘発されたのは1度、2度ではない。
なかでも今年の10月、偽造紙幣を流通させた疑いで逮捕されたショーン・ガーランド北アイルランド労動党党首が、北朝鮮と接触していた事実が確認された後、米政府は「北朝鮮が政府レベルでドルの偽札製造に介入した証拠を確保した」と主張している。韓国政府の関係者たちさえ、非公式的な席上では、「米国が何か確かな証拠をつかんだようだ」と述べている。
米国にとっては、北朝鮮が米国の通貨制度の安全性を脅かすドルの偽造紙幣製造に介入した疑いを掴んだなら、これに対する問題の提起は至急かつ当然なことであろう。この問題に対して第3者に過ぎない韓国政府が、こうした指摘がもしかして金正日(キム・ジョンイル)政権を逆なでするのではないかと心配し、事実関係も正確に把握しないまま、まるで自分のことのように乗り出すべき問題ではないのだ。
朝鮮日報 Chosunilbo (Japanese Edition)【ワシントン14日共同】ブッシュ米大統領は14日、北朝鮮人権問題を担当するレフコウィッツ大統領特使と北朝鮮の人権状況などを協議した。マクレラン大統領報道官が明らかにした。大統領が同特使と協議するのは初めて。
特使は12月初旬に韓国を訪問し、韓国政府関係者と会談したほか、日本の斎賀富美子人権担当大使らと拉致問題での日米協力などを協議しており、大統領との会談ではこれらの報告をしたものとみられる。
同報道官は「人権が否定されている北朝鮮の現状を協議する良い機会。北朝鮮の人権問題は大統領の優先課題だ」と説明した。
Yahoo!ニュース - 共同通信 - 北朝鮮人権特使と初協議 米大統領
