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北朝鮮は22日、国会にあたる最高人民会議を来月11日に開くと発表し、軍事費が高い比率を占める予算案などを審議する見通しで、アメリカとの対立が続く中、国民に対し、キム・ジョンイル総書記をはじめとする指導部へのいっそうの忠誠と団結を求めるものとみられます。
北朝鮮の朝鮮中央通信は、22日、国会にあたる最高人民会議の常任委員会の決定として、今年の会議を来月11日にピョンヤンで開くと発表しました。会議には、キム・ジョンイル総書記をはじめ、党や政府、軍の代表、それに全国から集まった代議員らが出席し、予算案などの審議を行うものとみられます。去年は、採択された予算のうち、国防費が全体の15.9%と高い比率を占めましたが、ことしも北朝鮮の軍事を重視する路線を反映した予算案が提出される見通しです。また、幹部が行う政府活動報告には、核開発問題や金融制裁問題をめぐって対立が続くアメリカへの厳しい非難が盛り込まれることも予想され、会議、国民に対し、キム・ジョンイル総書記をはじめとする指導部への一層の忠誠と団結を求めるものとみられます。
NHKニュースこれは、北朝鮮の外務省スポークスマンの談話として、朝鮮中央通信が伝えたものです。この中で北朝鮮は、ブッシュ大統領が、北朝鮮を再び「圧政国家」と名指ししたことを非難したうえで、今月7日にニューヨークで行われたアメリカとの高官協議について、「われわれは問題解決のため、最大限の柔軟性を示したにもかかわらず、アメリカはわが国への圧力を一段と強めている。先制攻撃はアメリカだけが独占するものではない」として、アメリカの圧力には軍事力で対抗していく姿勢を強調しました。ニューヨークでの協議で、北朝鮮側は、ドル紙幣の偽造など違法な金融行為について協議する場を設けるよう提案しましたが、アメリカはライス国務長官が「長時間の議論は必要ない」と述べるなど、受け入れる姿勢を示していません。今回の談話は、こうしたアメリカの対応に強い不満を示したもので、北朝鮮は核開発問題をめぐる6か国協議の再開についても消極的な姿勢を崩していません。
NHKニュース 昨年末、中国にある韓国人学校へ駆け込もうとして中国公安に逮捕された北朝鮮脱出女性が、北朝鮮に送還されたことが確認された。
外交通商部(外交部)当局者は21日、「北朝鮮脱出女性のイ・ジュンシルさん(仮名、32)が2月15日に中国公安部によって北朝鮮に送還されたという通報を、20日に中国外務省から受けた」とし、「中国側は、イさんが不可侵権が認められない非外交機関の外部で公安機関に逮捕されたため、関連法規に基づいて処理したと通報してきた」と明らかにした。
イさんは昨年11月30日、大連の韓国国際学校に駆け込もうとしたが拒否され、12月2日に北京の韓国国際学校へ駆け込もうとしたところ、警備員の申告で中国公安に連行された。
外交部の当局者は「今後、不可侵権が認められる外交機関に駆け込んだ場合を除いて、外交機関でない場所で韓国行きを試みて捕まった脱北者については、中国当局が無条件に北朝鮮に送還するという意を表したものと見なされる」と述べた。
中国側は、昨年8月に煙台・韓国国際学校への駆け込みを試みて逮捕された脱北者7人についても、3カ月後の10月に北送している。
この当局者は「中国がイさんを2月15日に送還し、1カ月が過ぎてからこれを通報してきたことについて、中国外務省に抗議した」とし、「政府の度重なる協調要請にもかかわらず、北朝鮮送還を強行した点についても、中国側に遺憾を表明し、再発の防止を要請した」と伝えた。
朴承煕(パク・スンヒ)記者
Japanese JoongAngIlbo
