拉致解決目指す、地方議員が全国組織設立へ
北朝鮮による拉致問題の早期解決を目指して活動している地方議会の議員連盟が18日、「拉致問題地方議会全国協議会」を結成し、東京・平河町の都道府県会館で設立会議を開く。拉致解決目指す、地方議員が全国組織設立へ (読売新聞) - goo ニュース
協議会として、北朝鮮に対する経済制裁の発動や、貨客船「万景峰(マンギョンボン)92」号の入港差し止めなどを決議し、安倍官房長官に要請する。
拉致問題に取り組む地方議員の議連は18道府県で結成されている。設立会議には北海道、宮城、群馬、埼玉、千葉、神奈川、新潟、富山、福井、京都、兵庫、山口、香川、愛媛、熊本の15道府県が参加。残る和歌山、徳島、鹿児島の3県も遅れて加わる予定という。
会長には、1978年に拉致された田口八重子さん(当時22歳)の地元から、深井明・埼玉県議が就く。
協議会は今後、議連のない都府県の地方議会に設置を求めるほか、署名運動を全国展開していく方針だ。
拉致問題で日韓連携の必要性確認/横浜で集会

北朝鮮による日本人などの拉致問題への関心を高めてもらう県民集会が十六日、横浜市中区の市開港記念会館で開かれた。拉致被害者横田めぐみさん=失跡当時(13)=の夫が、韓国から拉致された金英男さん=同(16)=の可能性が高いと判明して間もない集会には、韓国拉致被害者の家族も参加。日韓連携の必要性を確認した。カナロコ ローカルニュース 拉致問題で日韓連携の必要性確認/横浜で集会
北朝鮮に拉致された日本人を救う神奈川の会の主催。約五百人が参加し、立ち見の人も大勢出た。
冒頭、めぐみさんの父滋さんがあいさつした。日本政府が十一日に発表した金英男さんの件が、韓国で大きく報道されたことに触れ「解決には日韓連携が大切。韓国は、日本より問題への政治家の関心が低い。これを機会に韓国世論が盛り上がることを願う」と呼び掛けた。
また、北朝鮮に父親を拉致された韓国の拉致被害者家族二人も参加。このうち、韓国の拉致被害者家族協議会会長の崔祐英さんは、高校一年生の時、漁船に乗っていた父親が拉致された。以来、父親とは二十数年間、音信不通だが、新聞報道で北朝鮮の収容所に入ったことを知ったという。
韓国公安部の監視を受け、被害を訴えることもできない中で、崔さんは「日本の拉致被害者家族と出会い、同じ痛みを持っているのだと分かった」と振り返った。さらに「日韓の関係は複雑で、問題を抱えているのは事実。いろいろな問題はあるが、家族が手をつないで解決に向けて活動しなければならない」と連携の必要性を訴えた。
最後にめぐみさんの母親早紀江さんは「日本、韓国だけでなく多くの国の人が拉致された。たった一人の人の罪深い人のために(北朝鮮の)純真な国民も苦しめられている。世界の人が声を一つにして北朝鮮にメッセージを送らねばならないと思う」と決意を話していた。
拉致の可能性がある高野清文さんの妹、高野美幸さんら、県内居住の特定失踪(しっそう)者の家族も参加し、支援を呼び掛けた。
【写真説明】拉致の可能性がある高野清文さんの妹、高野美幸さん(右端)らが壇上で支援をアピールした「北朝鮮による拉致・人権問題を考える県民集会」=横浜市開港記念会館
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