拉致問題で日韓連携の必要性確認/横浜で集会 | trycomp2のブログ

北朝鮮による日本人などの拉致問題への関心を高めてもらう県民集会が十六日、横浜市中区の市開港記念会館で開かれた。拉致被害者横田めぐみさん=失跡当時(13)=の夫が、韓国から拉致された金英男さん=同(16)=の可能性が高いと判明して間もない集会には、韓国拉致被害者の家族も参加。日韓連携の必要性を確認した。
北朝鮮に拉致された日本人を救う神奈川の会の主催。約五百人が参加し、立ち見の人も大勢出た。
冒頭、めぐみさんの父滋さんがあいさつした。日本政府が十一日に発表した金英男さんの件が、韓国で大きく報道されたことに触れ「解決には日韓連携が大切。韓国は、日本より問題への政治家の関心が低い。これを機会に韓国世論が盛り上がることを願う」と呼び掛けた。
また、北朝鮮に父親を拉致された韓国の拉致被害者家族二人も参加。このうち、韓国の拉致被害者家族協議会会長の崔祐英さんは、高校一年生の時、漁船に乗っていた父親が拉致された。以来、父親とは二十数年間、音信不通だが、新聞報道で北朝鮮の収容所に入ったことを知ったという。
韓国公安部の監視を受け、被害を訴えることもできない中で、崔さんは「日本の拉致被害者家族と出会い、同じ痛みを持っているのだと分かった」と振り返った。さらに「日韓の関係は複雑で、問題を抱えているのは事実。いろいろな問題はあるが、家族が手をつないで解決に向けて活動しなければならない」と連携の必要性を訴えた。
最後にめぐみさんの母親早紀江さんは「日本、韓国だけでなく多くの国の人が拉致された。たった一人の人の罪深い人のために(北朝鮮の)純真な国民も苦しめられている。世界の人が声を一つにして北朝鮮にメッセージを送らねばならないと思う」と決意を話していた。
拉致の可能性がある高野清文さんの妹、高野美幸さんら、県内居住の特定失踪(しっそう)者の家族も参加し、支援を呼び掛けた。
【写真説明】拉致の可能性がある高野清文さんの妹、高野美幸さん(右端)らが壇上で支援をアピールした「北朝鮮による拉致・人権問題を考える県民集会」=横浜市開港記念会館
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