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差別発言 在日韓国人が提訴へ

大阪の住宅メーカーに勤める在日韓国人の社員が、ハングル文字の併記された名刺を顧客に渡した際、「お前のような人間がいるから拉致の問題が起こる」などと差別的な発言を繰り返され、精神的な苦痛を受けたとして、300万円の損害賠償と謝罪を求める訴えを起こすことになりました。

訴えを起こすのは、大阪・北区に本社のある積水ハウスの社員で在日韓国人2世のソ・ムンピョン(徐文平)さん(45)です。訴えによりますと、ソさんは、去年2月、大阪・堺市内にマンションを持つ顧客の男性の自宅を訪れ、依頼を受けて行ったマンションの排水の復旧工事などについて説明しました。この際、漢字とカタカナそれにハングル文字が併記された名刺を渡したところ、男性は名刺を指しながら「お前は何人(なにじん)だ。北朝鮮に金をいくら送っているんだ。お前のような人間がいるから拉致の問題が起こるんだ」などと、業務と関係のない発言を繰り返したということです。これについて、ソさんは、在日韓国・朝鮮人に対する差別意識の表れであり、北朝鮮の国家による犯罪を個人の責任にすり替える悪意に満ちた発言で、精神的苦痛を受けたとして、男性に対し300万円の損害賠償と新聞への謝罪文の掲載を求めて、31日に大阪地方裁判所に訴えを起こすことにしました。ソさんの弁護士によりますと、在日韓国・朝鮮人への差別発言で損害賠償を求める裁判はこれまでに例がないということです。訴えについて、顧客の男性は「ソさんの会社が高額な工事代金を要求してきたことがトラブルの発端で、名刺の名前の表記を1つに絞るべきだとは言ったが、差別的な発言はしていない」と話しています。また、ソさんが勤める積水ハウスの広報部は「勤務中に起きたことなので、会社としても円満解決を試みましたが、解決に至りませんでした。被害を受けた従業員による人権救済のための提訴であり、雇用管理や社会的責任という観点から支援を行っています」と話しています。
NHKニュース

横田さん夫妻が講演「30年待っても帰してもらえない」

拉致被害者・横田めぐみさんの両親、横田滋さん早紀江さん夫妻が、30日に講演をし、「30年間待っても、まだ娘は帰してもらえない」と、拉致問題の一日も早い解決を訴えました。

 横田滋さん:「(めぐみさんが)拉致されて、もう29年。誕生日がきたら、42歳になります。人生の3分の2以上を北朝鮮に拘束されたままで」
 横田早紀江さん:「めぐみが可愛そう。増元るみ子さんが可愛そう。有本恵子さんが可愛そう。そんな単純な問題ではありません。必ず助けてあげなければならないと思っています」
 埼玉県北本市で行われた講演会には、700人以上が訪れ、横田さん夫妻は「みなさんが拉致問題に関心を持ち続けることが、解決につながる」と訴えかけました。
ANN NEWS

■横田さん夫妻祝福の電話■

松代高校野球部は、29日を休養日に充て、練習をしなかった。30日に練習を再開し、8月1日に甲子園に向けて出発する予定。同部には、優勝を決めた28日、北朝鮮による拉致被害者の家族連絡会代表の横田滋さん、早紀江さん夫妻から、祝福の電話があった。同部は拉致被害者救出のための署名活動を続けており、横田夫妻らと交流がある。
(2006年7月30日 読売新聞)
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