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逮捕状の決め手!女工作員の弟は有名バイオリニスト

 曽我ひとみさん拉致事件で、2日に国際手配された北朝鮮工作員の弟が、モスクワの国際コンクールに入賞したバイオリニストだったことが分かりました。この弟の存在が、工作員の女を特定する重要な手がかりとなりました。

 国外移送目的略取の疑いで逮捕状が出ているのは、北朝鮮工作員の女で、通称キム・ミョンスク容疑者です。曽我さんは28年前に拉致された後、同じく拉致された横田めぐみさんとキム容疑者のアパートへ行き、キム容疑者本人から、弟が有名なバイオリニストだと聞いていたということです。キム容疑者の弟は、1978年にモスクワで開かれたチャイコフスキー国際コンクールで、バイオリン部門の4位に入賞していました。警察当局は、この弟が実在することを突き止め、キム容疑者を特定する根拠の一つにしていました。警察当局は、キム容疑者と弟が今も北朝鮮にいるとみて、詳しく調べる方針です。
Yahoo!ニュース - テレビ朝日系 - 逮捕状の決め手!女工作員の弟は有名バイオリニスト

平壌の招待所で4カ月一緒に=曽我さんとキム容疑者-横田めぐみさんとも接点

 曽我ひとみさん(47)と母ミヨシさん=失跡当時(46)=拉致事件で、国際手配された北朝鮮の女工作員、通称キム・ミョンスク容疑者が、曽我さんを拉致した後、平壌市の招待所で約4カ月間、曽我さんと一緒にいたことが3日、警察当局の調べで分かった。曽我さんは同時期に横田めぐみさん=失跡当時(13)=とも生活しており、キム容疑者とめぐみさんも接点があったという。
 また、キム容疑者は曽我さんを拉致する約1週間前から、新潟県の佐渡に滞在していたことも判明。拉致実行に向けた準備をしていたとみられ、新潟県警は同容疑者の似顔絵を公表し、情報提供を求めている。 
(時事通信) - 11月3日15時1分更新
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北朝鮮工作員、拉致後も被害者と接触 詳細な証言可能に

曽我ひとみさん(47)拉致の実行犯の1人は、辛光洙容疑者(77)ら警察当局が国際手配している元工作員と同様、朝鮮労働党直轄の工作機関「対外情報調査部」に所属する工作員の女だった。帰国した拉致被害者の北朝鮮での記憶や、韓国で逮捕された元工作員の証言などの積み重ねが実行犯の特定につながったとみられる。

 日本人が北朝鮮に拉致されたと認定された事件11件(16人)のうち、実行犯の特定、国際手配に至ったのはこれで6件になった。大きく進展した主な要因は、帰国者らの詳細な証言だった。今年3月、蓮池薫さん夫妻や地村保志さん夫妻を拉致したとして国際手配されたチェ・スンチョル、辛両容疑者の特定も、帰国した被害者らの証言が決め手だった。

 帰国者から詳細な証言が得られるのは、拉致の実行犯が、現地の生活に被害者をなじませるため北朝鮮国内でも接触を継続し、その際に自分の素性や活動について話をしていたためだ。

 曽我さんは招待所で辛容疑者に言葉などを教わった。その過程で、新潟市の中学生だった横田めぐみさん(不明当時13)の拉致について、辛容疑者から「私がやった」と聞いたという。曽我さんは「キム・ミョンスク」容疑者とも、拉致後もしばらく一緒に生活していたとみられ、この際に通称名や工作機関に所属していたことなどを聞いた可能性がある。
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