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松本さん 20日に拉致認定へ

塩崎官房長官は、午後の記者会見で、29年前の昭和52年に、自宅を出たまま行方不明になっている、鳥取県米子市の松本京子さんについて、来週20日に、拉致被害者として正式に認定することになるという見通しを示しました。

警察庁は、昭和52年10月に、当時29歳で自宅を出たまま行方不明になっている鳥取県米子市の松本京子さんについて、17日、北朝鮮による拉致被害者と断定したと発表しました。これについて、塩崎官房長官は記者会見で「警察当局が地道な捜査を続けて今回の判断に至った。安倍総理大臣から、速やかに拉致被害者としての認定に向けた手続きを進めるよう指示を受けており、来週20日に関係省庁連絡会議を開催したあと、安倍総理大臣が認定する。できればその日のうちに遅滞なく認定できればと思う」と述べ、来週20日に松本京子さんを拉致被害者として正式に認定することになるという見通しを示しました。また、塩崎官房長官は「安倍内閣が拉致問題対策本部を立ち上げたのは、拉致被害者と認定していないものの、拉致された疑いがある『特定失踪者』についても真相究明を行い、拉致として認定できるか検討していくという決意の表明であり、今後も力を入れていきたい」と述べました。
NHKニュース

松本さん家族 早期救出を訴え

鳥取県米子市の松本京子さんを警察庁が北朝鮮による拉致被害者と断定したことについて、母親の三江さんは「京子が元気だったら1日も早く会いたい」と述べ、京子さんの1日も早い救出を訴えました。

松本京子さんの家族と支援者は、警察庁などから松本さんを拉致被害者として断定するという内容の電話連絡を受けて、17日午後、米子市内で記者会見しました。この中で、松本さんの母親の三江さんは京子さんが行方不明になる前に編んでくれていたセーターに手を通しながら、「京子がいてくれたらもっといいのに。元気だったら1日も早く会いたい」と述べて、1日も早い京子さんの救出を訴えました。また、兄の孟さんは「ここからがほんとうのスタートです。妹が無事に帰ってくることが本来の目的なので、母親が生きているうちに帰国が実現できることだけを望んでいます」と話しました。
NHKニュース

横田滋さん メッセージ伝わる

警察庁が松本京子さんを拉致被害者と断定したことについて、拉致被害者の家族会代表で横田めぐみさんの父親の滋さんは「京子さんがいつ戻っても食べられるようにと、お母さんは好きな漬け物を用意しておられました。拉致認定そのものは問題の解決ではありませんが、今回の認定で政府が拉致被害者の調査を続けていることがメッセージとして北朝鮮に伝わると思います」と話しました。

また、横田早紀江さんは「松本さんのお母さんやお兄さんとは何度かお会いし『早くはっきりしたことがわかればいいですね』と話したことを思い出します。ご家族はどれだけ喜ばれていることかと思います。たくさんの人が北朝鮮に拉致された可能性があり、1人でも多くの方が政府から認定されることを願っています」と話しました。
NHKニュース