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「米制裁解除なら核廃棄」 中国、北朝鮮が譲歩と説明

 中国の唐家●(●は王へんに旋)(タン・チアシュワン)国務委員(副首相級)は25日、22日に休会した6者協議で、北朝鮮側が米国の金融制裁解除を条件に、寧辺の核施設の廃棄に応じるとの譲歩を示していたと明らかにした。また25日付の韓国紙、東亜日報は、北朝鮮の首席代表を務める金桂寛(キム・ゲグァン)外務次官が、1月にニューヨークで開催する見通しの金融問題に関する米朝協議について「我々はニューヨークに行く考えはない」と語ったと伝えた。

 唐委員は訪中した河野洋平衆院議長と会談。同席した橋本岳衆院議員らによると、唐国務委員は6者協議で「大変につっこんだ激しい議論があった」と説明。「北朝鮮側は協議の中で『米国が金融制裁を解除すれば、寧辺の核施設を廃棄してもいい』と言った。一定の譲歩の姿勢を見せた」と述べた。さらに、「米朝間に政治的な不信感があり、各方面が期待していた重要な成果をあげられなかった」とも認めた。

 ただ唐委員は、北朝鮮側の発言がどういう場面で出たのか、など詳細を明らかにしなかった。先の協議で、米政府は核施設の「稼働停止」を求めたが、北朝鮮は金融制裁の解除なしには核問題の協議自体に応じない姿勢を貫いており、「北朝鮮が譲歩したとみるのは早計ではないか」(外交筋)との見方もある。

 一方、東亜日報は、23日、金次官に北京国際空港内で単独取材をしたと報じた。同紙によると、金次官は「ほかの場所を探さなければいけない」と話し、平壌での開催も適当でないとした。「北京を望むのか」との質問にうなずいたという。

 金次官はさらに、19、20両日の米朝金融協議を振り返って、「米国は(北朝鮮がマカオの銀行を通して行っているという)不法行為について証拠を提示しなかった」と強調した。
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asahi.com:「米制裁解除なら核廃棄」 中国、北朝鮮が譲歩と説明?-?国際

6カ国協議:「核施設の廃棄、北朝鮮が示唆」中国国務委員

【北京・大塚卓也】中国の唐家セン国務委員(前外相)は25日、中国を訪れた河野洋平衆院議長と会談し、北朝鮮の核開発問題をめぐる6カ国協議が具体的な成果がないまま休会したことについて「北朝鮮は協議の中で、寧辺(ニョンビョン)の核施設を廃棄する用意があるとの姿勢を示した」と述べた。その上で「米国による金融制裁の解除が前提になると主張したため、米国との溝が埋まらなかった」と協議失敗の原因を説明した。

 また唐国務委員は「議長声明の中には次回協議の早期開催が盛り込まれている」と語り、議長国として来年の早い時期の協議再開に向けて関係国と調整を進める考えを示した。

※唐家センの「セン」は王ヘンに旋

毎日新聞 2006年12月26日 0時23分

6カ国協議:「核施設の廃棄、北朝鮮が示唆」中国国務委員-今日の話題:MSN毎日インタラクティブ

北首席代表、米朝協議のNY開催に反対 主導権は北にと

 韓国紙、東亜日報は25日、6カ国協議の北朝鮮首席代表、金桂寛外務次官が、来年1月に行われる見通しの北朝鮮への金融制裁問題に関する米朝協議をニューヨークで開催することに反対する考えを示したと伝えた。23日に同次官が北京から北朝鮮に帰国する直前、北京国際空港内で同紙記者に語ったという。

 金次官は金融制裁問題の協議について「われわれはニューヨークへ行く考えはない」と述べた。また平壌での開催も適当でないと話し、「北京を望むのか」との質問にうなずいたという。

 金次官は、今月19、20の両日に6カ国協議と並行して北京で開かれた金融制裁協議では前進がなかったとの認識を強調。一方で「われわれが金融制裁論議をしないなら6カ国協議に出ないと言ったため、(米が財務問題の専門家を北京に)連れてきた」と指摘、協議の主導権を握っているとの見方を示した。(共同)

(2006/12/25 20:12)
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