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工作機関の2人が指示

新潟県警 蓮池さん拉致で捜査

 北朝鮮による蓮池薫さん(49)夫妻拉致事件で、北朝鮮の工作機関「朝鮮労働党対外情報調査部」(当時)の指導員の男2人が、実行犯の工作員の通称チェ・スンチョル容疑者=国際手配中=に拉致を指示したとみられることが、12日までの新潟県警などの調べで分かった。

 県警は国外移送目的略取などの疑いで捜査している。一連の日本人拉致事件をめぐり実行犯への指示役の存在が明らかになったのは初めて。警察当局は2人がほかの拉致事件でも同様の役割を果たした可能性があるとみて、関連を調べる。

 県警の調べなどによると、2人は「キム・ナムジン」と「ハン・クムニョン」と呼ばれていた指導員。対外情報調査部ではチェ容疑者の直接の上司に当たるという。

 拉致された蓮池さんがキム指導員と食事した際「連れてこいと言ったのは私だ」「本当は女性を連れてこいと言った。一緒にいたからおまえも拉致した」と、拉致を指示したことを明かされた。

 また、実行犯のチェ容疑者は「(蓮池さん夫妻)拉致の成功をハン指導員に無線で報告した」と蓮池さんに明かしたという。

 警察当局は、指導員2人は事件後、対外情報調査部の課長になるなどし、いずれも現在70歳前後で北朝鮮にいるとみている。ハン指導員は蓮池さんに「貿易代表団として来日したことがある」と話していた。
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偽日本円11億5千万円、ウクライナで見つかる

 イタル・タス通信は10日、ウクライナで偽100ドル紙幣2300枚と偽の日本円11億5000万円が見つかったと伝えた。ウクライナ内務省によると偽札は、ウクライナ北東部ポルタバ州で2台の貨物自動車に積まれていたという。偽札の材料も見つかった。運転手は偽の身分証明書を持っていたという。
asahi.com:偽日本円11億5千万円、ウクライナで見つかる?-?国際

日本とルーマニア、「拉致」で協力・外相会談

 訪欧した麻生太郎外相は10日、最初の訪問国であるルーマニアのウングレアーヌ外相と外務省で会談した。ルーマニアにも北朝鮮による拉致被害者がいることも踏まえ、両外相は拉致問題の早期解決に向けて緊密に協力することを確認した。北朝鮮の核・ミサイル問題でも国際社会が一致団結して取り組む必要性を確認した。

 国連改革を巡ってウングレアーヌ外相は「日本が安保理常任理事国になりたいという意欲は論理的な帰結だ」と支持を表明した。

 一連の会談に先立ち、麻生外相はブカレスト市内にあるブカレスト大学を訪れ、日本語学習機器などの整備費として6万5000ユーロ(約890万円)を無償供与した。(ブカレスト=関口圭)(23:00)
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