外務省首脳「北支援は各国判断」 日本は拉致進展が条件
外務省首脳は9日、北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議で、北朝鮮が核放棄に向けた初期段階措置を受け入れる見返りとして求めるエネルギー、経済支援について「支援するかしないかは各国の判断で、拉致問題で進展がない限り支援に応じないのが日本の基本姿勢だ」と強調した。
同時に「今回は大枠の合意にとどまり、具体的な内容は、設置される見通しの作業部会で決めるだろう。日本は韓国などほかの国が個別に支援するのは止めない」と指摘した。
(2007/02/09 22:57)
外務省首脳「北支援は各国判断」 日本は拉致進展が条件|政策|政治|Sankei WEB
米次官補「1、2の障害」早期合意見通し立たず
【北京9日共同】北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議は2日目の9日、午前中の首席代表協議に続き、米朝を含めた2国間協議が行われ、中国が提示した合意文書案をたたき台に本格討議した。米首席代表ヒル国務次官補は協議後に「基本的事項」について大きな問題点はないとしながら「いくつかの障害がある。1つか2つだ」と言明。日本首席代表の佐々江賢一郎外務省アジア大洋州局長は「現時点で合意成立の見通しは立っていない。前進もあったが難しい問題もある」と記者団に語った。
北朝鮮側は核放棄に向けた「初期段階措置」の論議に前向きに応じているものの、文書案や北朝鮮の原則的な立場をめぐる対立点があり協議は停滞、当初予想された早期合意は難しいとの見方が出始めた。
協議筋によると、文書案には北朝鮮の核施設を「凍結」でなく「閉鎖」と記されており、北朝鮮が首席代表協議で異議を唱えたという。ヒル次官補は協議後、最終的には核施設の「凍結」でなく「閉鎖、解体、放棄」につなげるべきだと言明した。
同筋によると、北朝鮮はまた、金融制裁解除や米韓合同軍事訓練などの問題も持ち出し、米国の敵視政策が続いているとの主張をしたという。ただ、具体的な見返り内容は持ち出さず、軽水炉の話も出さなかった。
協議筋によると、中国の文書案には五つの作業部会設置が盛り込まれているという。
米次官補「1、2の障害」 早期合意見通し立たず [CHUNICHI WEB PRESS]
<6カ国協議>拉致問題で日本批判の北朝鮮メディアに反論
塩崎恭久官房長官は9日、6カ国協議で拉致問題解決を主張する日本を北朝鮮の朝鮮中央通信が「会談を妨害しようとしている」と批判したことについて「北朝鮮の言っていることは意味がよく分からない。共同声明や日朝平壌宣言の中にも明らかに拉致を指している部分があり、議題にならないことはありえない」と反論した。
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