米次官補「1、2の障害」早期合意見通し立たず | trycomp2のブログ

米次官補「1、2の障害」早期合意見通し立たず

【北京9日共同】北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議は2日目の9日、午前中の首席代表協議に続き、米朝を含めた2国間協議が行われ、中国が提示した合意文書案をたたき台に本格討議した。米首席代表ヒル国務次官補は協議後に「基本的事項」について大きな問題点はないとしながら「いくつかの障害がある。1つか2つだ」と言明。日本首席代表の佐々江賢一郎外務省アジア大洋州局長は「現時点で合意成立の見通しは立っていない。前進もあったが難しい問題もある」と記者団に語った。

 北朝鮮側は核放棄に向けた「初期段階措置」の論議に前向きに応じているものの、文書案や北朝鮮の原則的な立場をめぐる対立点があり協議は停滞、当初予想された早期合意は難しいとの見方が出始めた。

 協議筋によると、文書案には北朝鮮の核施設を「凍結」でなく「閉鎖」と記されており、北朝鮮が首席代表協議で異議を唱えたという。ヒル次官補は協議後、最終的には核施設の「凍結」でなく「閉鎖、解体、放棄」につなげるべきだと言明した。

 同筋によると、北朝鮮はまた、金融制裁解除や米韓合同軍事訓練などの問題も持ち出し、米国の敵視政策が続いているとの主張をしたという。ただ、具体的な見返り内容は持ち出さず、軽水炉の話も出さなかった。

 協議筋によると、中国の文書案には五つの作業部会設置が盛り込まれているという。

米次官補「1、2の障害」 早期合意見通し立たず [CHUNICHI WEB PRESS]