「 拉致」女性の家族と面会 ルーマニアで増元さんら
【クライオーバ(ルーマニア南部)5日共同】北朝鮮による拉致被害者家族会の増元照明事務局長と、支援組織「救う会」の西岡力副会長は5日、北朝鮮に拉致されたとみられるルーマニア人女性、ドイナ・ブンベアさんの母親と弟の2人と同国南部クライオーバで面会した。
増元事務局長が「すべての被害者を取り戻すために一緒に戦っていきたい」と語り掛けると、弟のガブリエルさん(40)は「解決のために持てる力のすべてを使いたい」と応じ、協力を約束した。
西岡副会長は今月末に日本で開かれる拉致被害者救済の集会へ招待、ガブリエルさんはこれに応じた。
ドイナさんは1978年にローマで失跡。ルーマニア紙が今年3月、ガブリエルさんの証言などから、ドイナさんは「北朝鮮に拉致された」と報じた。
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ドイナさん奪い返せ 家族会がルーマニアで共闘確認
【クライオヴァ(ルーマニア南部)=住井亨介】拉致被害者の「家族会」と支援組織「救う会」は5日昼過ぎ(日本時間同日夜)、イタリアで1978年に拉致されたことが確実となったルーマニア人女性、ドイナ・ブンベアさん=当時(27)=の家族と面会。家族会側が「日本の被害者家族とともに戦ってほしい」と連携を呼びかけたのに対し、ドイナさんの弟、ガブリエルさん(39)は「もちろんうかがいます。私の持つ力はとても小さいが、(姉の奪還に)すべてを使っている。私の目が閉じるまで頑張っていきたい」と応え、今月22日に東京で開催される全国集会にも参加する意志を示した。
面会には、ドイナさんの母、ペトゥラさん(76)も同席。ドイナさんは78年10月、イタリア人を名乗る男から日本での展覧会開催を持ちかけられ消息を絶った。曽我ひとみさんと、夫のチャールズ・ジェンキンスさんの証言で存在は知られていたが、ルーマニア紙が先月、ガブリエルさんの記事を掲載、身元が明らかになった。
家族会事務局長で、増元るみ子さん=拉致当時(24)=の弟、照明さん(51)は、家族会がニューヨークの国連代表部などを通じてルーマニア政府側にドイナさんの消息解明を働きかけてきた経緯を説明。「日本の家族が日本でお待ちしています」と語りかけ、被害者奪還の象徴「ブルーリボン」バッジを2人の左胸に付けた。
ペトゥラさんは「こんなことは今まで味わったことがない。娘がどうしているのか教えていただいたうえ、招待を受け、非常にうれしい」と話した。ドイナさんの思い出を訪ねられると、ハンカチでしきりに涙をぬぐっていた。
ドイナさん奪い返せ 家族会がルーマニアで共闘確認|拉致|社会|Sankei WEB
<米国>北朝鮮拉致にも言及し非難 人権年次報告書で
米国務省は5日、人権侵害が懸念される各国の現状や改善に向けた米政府の方針を示す年次報告書「人権と民主主義の支援」(06年版)を発表した。北朝鮮について「世界で最も抑圧的な国」と指摘、日本人拉致事件にも言及して非難した。中国では政治・宗教団体の抑圧が続いていると懸念を表明した。
Yahoo!ニュース - 毎日新聞 - <米国>北朝鮮拉致にも言及し非難 人権年次報告書で