最近、起業家の方々とお話する度に思うのが、素晴らしい事業だな、目の付け所もいいな、情熱も素晴らしいな、と同時に、
「なぜ社内でできなかったのだろう」
という思いが頭をよぎる。
私も過去10個(社外含む)の事業を立ち上げる過程でも、本当に数多くの事業計画を作ってきましたが、実施に至るのは当然少ないです。
プロセスはこういう感じ。
案検討→簡単にまとめる→実現性ヒアリング&リサーチ、テスト→PL作る→事業計画にまとめる→いけそうならgo?
私の場合、一人ではなく、ビジネスオーナー/パートナーと一緒に議論するパターンがほとんどです。
プラン作ったなぁ…でもやらなかったなぁ…というのは、少し悔しいけど、議論して思考した上で自分たちで決めたので悔いはないです。
でも、一緒に考えても動いてもいないのに、一方的に否決されて諦めるのは悔しいので、それは避けるように。
こういったプロセスの中で、なぜ事業が立ち上がらないかの理由はシンプルで、プランを作って進んだとしても、色々な理由で自分の中の「やる気のともしび」が消えるの阻止できなかったから。そのうち消えるともしびなら、早く消えるに越したことはありませんが。
初めは、ものすごくワクワクしながら考えていますが、現実に近づくほど、そう簡単では無いことが分かってきて、全力で解決策を考えつつも、リスクを極限に下げて実現性をあげると、ちょっと難しそうだ…と、ともしびが縮小してきます。
「この事業は絶対いける」
と、どこまで思い続けられるか。当初の思いを継続できるか、ここにつきます。
実現性、つまり成功確度がキーワード。
「実現性と成功イメージができないと事業プランとして成立しない」
実現性や成功確度がイメージしにくいと、自分の自信にも繋がらないし、自信がないとなかなか応援もしてもらえないので、プランを通りやすくするための「思考のクセ」のようなものも出てきて、
スキームだとか、かしこそうな綺麗な絵を描いたりする傾向が強くなったり。
リスクを極端に避ける座組みを、頭使って考えたり。(これは、どういう事業案が通りやすいか?という会社ごとのカルチャーですね。)
しかし、リスクも低いし儲かります!なんて話があるわけなく、大体ミドルリスクミドルリターンでちっちゃくまとまる。想定よりも事業規模がぐんと小さくなり、そしてこの検討は終了。そんな事を何度も繰り返し。
でも、このプロセスはこれで良いと思っていて、無理な事はできないし、それなりの経験もしてきたので、やる前に想定するスキルがつき、無駄な失敗プロセスを省けるのはいい事だと思っています。
考えた上で、自信を持てる事業プランが作れなければ、潔く検討終了します。
大事なのは立ち上げてから。
スタートを決めたら、全力投球でフルコミットです。
成功確度が高いと思って始めても、成長計画はほとんど想定通りはいきません。そこをいかに打ち手を止めずにやりきるか?そこに尽きます。
社内だとプロセス的にも事業をクローズしやすいです。
利益などの定量評価もあるけれど、やっぱり事業責任者のともしびが消えたら、それでゲームオーバーです。
要は、情熱。
情熱の火が燃えていないと、人も巻き込めない。巻き込めないと事業は立ち上がらない。
別に松岡修造さんキャラである必要はありません。でも、やりきるんだ、上手くいかせるんだという決意が伝わらないと、味方は増やせませんから。
会社員で事業を立ち上げてみたいけど、社内で立ち上げられない人へ。
できない事を、人や周りのせいにしない。自分が悪い。
センスが悪いと思う人に当たってしまうのなら、人を見る目がない自分が悪い。
より実現を手助けしてくれそうな人に相談したらいい。
ともしびをもっと大きく、消さないためにも、自分が動きを変えればいい。
事業立ち上げの経験が無いなら、社内でできるならそれに越したことは無いので、常にアンテナ立てて、事業プラン作っては経験者に見てもらう、というのを繰り返すといいと思います。
その中で、ともしびが消えないプランがあれば、やっちゃえ!です!
とにかく、動く
目の前の仕事に追われてばかりいないで、定期的に思考タイムを作るのがオススメ。
考えたら、ぺらいちでいいから考えをまとめて、経験者をランチでも誘って時間をもらって、考えをぶつけてフィードバックを貰いにいってみるといいと思います。
そういう人が増えたら、もう少し社内の新規事業がふえるんじゃないかなぁ。と思います。
私もがんばる
やればいい。やっちゃえ!
復習も込めて、新規事業の本、読もっと。
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