海外カンファレンス出展営業で、した方がよいことのまとめです。
今回、初めての海外adtech出展でした。正確に言うとサンフランシスコでのTechcrunch Disrupt(アプリappmom )や、北京でのGIMS(アプリLiveDeco)があったので、個人的な海外出展は3回目ですが、過去2回はアプリのプロモーションなので、営業ではなく目的が違いますが。
4年ぶりではありますが、adtechは何度も参加し慣れているのと、ブランクはあれど業界情報はある程度精通しているはずなので、4年前にやっていたような地道アグレッシブ営業をしました。何をしたのか紹介します。
▼やったこと
▪️目的を明確にする
基本的な事ですが、軸がぶれないように明確にしておくのは必須
▪️トークスクリプトを作る
日本だとなかなかやりませんが、英語なら特に、いかにシンプルにいかに伝わる言葉で話すか、質問できるかが肝なので、スクリプト作る。反応を集めてブラッシュアップする。
▪️ターゲットを明確にする
反応を見て、ターゲットのチューニングもする
▪️毎日振り返る
これ大事。ちゃんとKPTする。
▪️目線がどこを見ているか見る
一瞬で判断されるので、一瞬で「これは何か面白そうだぞ」思ってくれるようなPOP なり。
▪️声かけは、「Hi
」「How are you doing?」
」「How are you doing?」スマイル大事。ここで反応してくれたら、「What you guys do?」と来るので、次のトークスクリプトに入る。
▪️サービスTシャツユニフォームをきてブランディング
ロンT忘れ、寒くて上にジャケット着ないと風邪ひきそうだったので、あまりユニフォーム感出なかったかも…
▪️ノベルティは人を呼ぶ
ノベルティは、あると人が寄ってきます。ステッカーだけでも。
CyberZの自撮り棒は、人気あったのではないかなーと思います。
▪️事前に集客の仕込みする
これも、正解は無いけど、今回やってみたこと
▪️▪️LinkedInでスピーカーを一本釣り
1万円で30通送れるオプションを利用。2名反応があり、1人ブースに来てくれました!
▪️▪️LinkedInなどのadtechコミュニティで発信
これはviewはあったけど、どうでしょう。
▪️会場で集客仕込みする
▪️▪️TwitterハッシュタグMax活用
ある程度存在感出せたかな…
▪️▪️狙うスピーカー出るセッションに出てQ&Aタイムにみんなの前で質問、セッション終了後に個別で質問しにいく
私の得意技。一石四鳥。勇気さえあればできます。
▼できなかったけど、やった方が良かったかも
・さらなる個人情報取得
adtechでブースに寄ると「スキャンさせてくれる?」と言われます。
これは「Swap」というアプリでQRコードから登録された個人情報をスキャンするサービスで、年間400ドルかかるらしい。
名刺文化がないので、スキャンが当たり前なようで、名刺を持っていない人が多く、これがあればもっと個人情報は取れたかもしれない。
でも、年間何度もやらない限りは名前を写メらせてもらい、LinkedIn探すので十分かなと思います。
でも、エクスペリエンス的に、やってみて良かったかなと思いますが、400ドルは高い。いいビジネスだ。
・skype使ったり周りのネイティヴへの事前ヒアリング
ここは、もう少しやればできたことだった。どこにアプローチすべきか?right personは誰か?含め、事前準備は、現地にこだわらなくてもいい。
次は、adtech ASEANです

ASEANは、US以上に想像がつかないので、事前ヒアリングを厚めにした方がよさげですね。
以上、お役に立てると幸いです。
