長谷川等伯は、あの狩野永徳をも脅かした戦国時代の絵師。豊臣秀吉や千利休にも重宝された時代の寵児。
代表作は水墨画の最高峰「松林図屏風」(国宝)、金碧障壁画の至宝「楓」。
没後400年の節目の年に、長谷川等伯の作品を集めた回顧展、長谷川等伯特別展
@東京国立博物館 に行ってきました。
仏画から屏風画、自然に動物に水墨画に。一人の画家の変遷と成長の軌跡が興味深かったです(^-^)
☆鑑賞メモです。
日蓮聖人を信仰、仏画を描く。
楓図壁貼付は国宝。
↑こちらです
そして水墨画へ傾斜。
奇行で知られる豊千禅師、虎に乗る。
親しみやすい形で動物を描く。 中国の画家 ほっけいを倣う。
深い霧の中にほのかに浮かび上がる松林。松林図屏風。
(クリアファイル買っちゃいました
)

去年ピカソ展に行きましたが、画家の回顧展はその画家の進化とその背後にある背景、時代の先を作り出す様が見えて興味深いです

3月22日までなので、興味がある方はお早めに
場所は上野公園の国立博物館です。

次はボルゲーゼ美術館展に行こう
