ソーシャルメディアマーケティングは日本で流行るのか?代理店は、広告主はどう動いているのか?
という事について私の頭の中の断片的な情報、考えを整理してみます。
■USの現状
USではソーシャルメディアがもう無視できないくらい大きくなり、一部のギークのものではなく大衆にも浸透してきているという事実。Adinovator
織田さんのブログを見ていてもひしひし感じます。CNNラジオでも三日に一度はtwitter,facebookのワードが出る。
となると広告主もソーシャルメディアを無視できないので、ソーシャルメディアを活用して「コミュニケーション」な広告活動を始めようとする。「エンゲージメント」を高める広告。
つまりどのようにファンになってもらって友達に広めてもらえるか?AISASの網がさらに細かくなるイメージ。ここの理解を深めるには「グランズウェル」がオススメ。
となると、広告代理店は「コミュニケーションデザイン」の価値を提供する事になる。
今までと違うのは、バナーをはりクリック単価、他効果指標だけを見るような一方的に広告活動ではなく、広告活動により「どれだけ網で広がり評価を受け」、クリック単価、効果指標に繋がるのか、という要素が追加される事。
ユーザー行動に取り入れてもらえるのか、というのが重要だけれど、ソーシャルメディアでは広告主やメディアがユーザーをコントロールするのではなく、ユーザーが主導権を持つという点で広告主にはリスクがつきまとうからこそ、代理店の価値が高まる(力量が試される?)所なのだと思う。
ただ代理店が具体的に何をしているのかは不明。
USではソーシャルメディアマーケティングの部門が年々かなり増えている模様。つまり既存の延長というより専門部隊を作っているという事ですよね。
ツイッターagency
も出来るっていう話だし。
■日本の現状
日本では総合代理店でソーシャルメディアマーケティングのエリアをウオッチする部署は既にある模様。コミュニケーションデザイン系の部署もある模様。
個人でもソーシャルメディアマーケティングストラテジストを名乗る方も増えてきた。
「次世代広告」をフォローしている業界の有名ブロガーさんは少なくない。
いわゆるネット専業代理店のソーシャルメディアマーケティングの動きは、私にはまだ見えない。知らないだけかもしれない。
■疑問と課題
・ソーシャルメディアはマーケティングプラットフォームになる位日本で成長していくのか?(mixiアプリの今後に期待?)
・ネット専業はここをおさえるべきなのか??そのニーズと実現性の程は?(USではブランドマーケティングがメインだから、強くなっておけば顧客層を広げる機会になるかも?)
・ソーシャルメディアマーケティングができる人材を今から育成すべきなのか?(ブランドマーケティングがベースにあり、ソーシャルメディアをよく知っている、アドテックもわかる、口コミをおこすノウハウもある、というスーパーハイスペックが必要とされるのでは?一人で全部なくてもいいけど)
■ひとこと
未来の話で仮説に仮説を重ねた話。しかも畑が違う話なので、もしかしたら感覚がずれている点も往々にしてあると思います。
わからない事だらけだけれど、明るい未来を考えていくのはワクワクしますよね(^o^)v