From:ななころ
お気に入りのカフェより
◆悲しいニュース
先日、悲しいニュースが報じられた。。
中学校の校長先生が学校のお金に手を出して懲戒解雇となった何とも悲しいニュースです。
=== 記事一部抜粋 ===
「借金返済のため」 中学校長が25万円着服し懲戒免職 京都
勤務先の中学校の生徒会費など計25万円を横領したとして、亀岡市立別院中の男性校長(58)を同日付で懲戒免職処分にしたと発表した。「投資用マンションの借金が数百万円あり、返済に充てた」などと話しているという。
(2023/2/3 産経新聞記事より)
=== ここまで ===
生徒の模範となるべく先生、しかも校長先生が、学校のお金に手を出してしまうほど不動産投資の借金返済に追われて苦しんでいたということなんだと思います。
不動産投資の中身は分かりませんが、想像するに、不動産業者の言われるがままに儲からない区分マンションを購入してしまい、銀行への返済ができなくなってしまったのでしょう。。
不意な修繕が発生したか、なかなか入居が決まらず空室期間が長引いてしまったか、コロナの影響があったのか、、、
たぶんですが、この校長先生は本当はすごく良い人なんだと思います。他人のお金を盗むなんてするような人じゃないんだと思うのです。
◆先生は騙されやすい!?
たしかに先生という職業は、たしかに騙されやすい人が多いのかもしれません。
大学を出た瞬間、周りから「先生」と呼ばれるからか、社会経験も少なく、世間知らずのところがあり、コロリと騙されてしまう人が多いなという印象があります。
母が昔から私によく言うことがあります。
「おじいちゃんはね、すごく価値の高い日本刀を何本か持っていたんだけど、昔騙されて全部盗られちゃったのよ。。」(祖父は小学校の校長先生)
刀鍛冶と称する人物に日本刀を預けたところ音信不通となってしまい、騙し取られてしまったそうです。その後、刀のことは禁句になったそうです。
そういう母もすごく人が良くて、世間知らずのところがあります。(父はいろいろと経験している人なので、なんとかなってますが)
先生になった弟や友人も似たようなところがあります。マンション投資の勧誘なんて簡単に乗ってしまいそうです。。。
◆先生は学ぶことができない?
また、先生という職業柄、あまり他人から「学ぶ」ということをしにくい職業なのかもしれません。
ちなみに「先生」とは広辞苑によると、以下のようにあります。
①先に生まれた人。
②学徳の優れた人。自分が支持する人。またその人に対する敬称。
③学校の教師。
④医師、弁護士など指導的立場にある人に対する敬称。
⑤他人を、親しみまたはからかって呼ぶ称
先生とは日本語の敬称の一つで、学校の先生に限りません。日本では「先生」と呼ばれる職種が各種あり、政治家、弁護士、医者、教員、芸術家、作家なども先生と呼ばれます。
そもそも忙しくて時間が無いというのもありますが、「先生」と呼ばれると、どこか偉くなったような、何でも知っている人のような、そんな感覚があります。
そのために簡単に騙されてしまう人もいるんだろうなと思います。
尊敬すべき先生がマンション投資で学校のお金に手を出してしまう。すごく悲しいことだなと感じた次第です。。。
◆編集後記
私は「学校の先生」という職業を尊敬しています。
曾祖母、祖父、母が学校の先生だったこともあり、ずっと先生に囲まれて育ってきたこともあり、幼い頃から先生という職業を身近に見てきました。
「他人の子供にここまで情熱を注げるのか」と驚くほど、祖父や母の姿をいつも憧れと尊敬の念をもっていました。(私は先生の道は選びませんでしたが、弟が意思を継いでいます。)
それだけに、こういったニュースが報じられるのが本当に残念で仕方ありません。
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