かぼちゃの馬車スキームのワンルーム投資版、オリックス銀を巻き込む大問題に発展・・・ | 不動産投資で人生を自由に豊かに描く!「ライフデザイン実践会」

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わたしはど素人からスタートとして5年で家賃収入1500万円を達成し、2012年9月サラリーマンを卒業しました。ライフデザインの手段として不動産投資は最適です。不動産投資のノウハウや有益な情報や人生を豊かに描く方法をどんどんシェアしていきます。

From:ななころ

お気に入りのカフェより


◆いずれも年末に・・・


 今から約5年前の2017年末。

 サラリーマン不動産投資家を震撼させる事件が起こりました。

 かぼちゃの馬車を運営していたスマートライフ社が、オーナーへのサブリース料金の支払いを突然ストップしたのです。1000人近くのオーナーがどん底に落とされました。


 そして2022年の年末。

 今度はサラリーマンに投資用マンションを販売していたReVie(レヴィー)社の元関連会社だったBLAZE(ブレイズ)社が、オーナーへのサブリース料金の支払いをストップしました。


 (だいたいこの手の会社は、年末年始の休業期間を利用して逃げられる準備をします)


=== 記事一部抜粋 ===

サブリース賃料未納問題浮上


 区分マンションのサブリース会社、BLAZE(ブレイズ、以下B社:東京都渋谷区)の借り上げ賃料未納問題が浮上している。B社から再転貸するサブリース会社も対応に追われる。実態を調べていくと、実際の賃料よりも高い借り上げ賃料をオーナーに支払う「逆ザヤ」の状態になっていたようだ。「かぼちゃの馬車」事件と酷似したスキームだとの声も上がる。

(2023年01月20日全国賃貸住宅新聞記事より)

=== ここまで ===


◆融資に多数関与していたオリックス銀行
 
 そして、このReVie(レヴィー)社の販売する投資用マンションの融資に、多数関与していたのがオリックス銀行でした。


 ローン実行件数は公開していないため分かりませんが、2017年から5年近くReVie(レヴィー)社と関わっていたとのことで、かぼちゃの馬車並みのオーナーが巻き込まれているのではないかと予想されます。


 一人で複数の投資用マンションをReVie(レヴィー)社から購入している場合もあり、オリックス銀行の業績にも多少なりとも今後影響が出てくる可能性があります。


=== 記事一部抜粋 ===

マンション賃料、管理会社が滞納 オリックス銀行が調査


 オリックス銀行が投資用不動産ローンを提供する複数の賃貸マンションで2022年11月ごろから、管理会社から物件オーナーへの賃料支払いが滞っていることが分かった。

 

 支払い遅延が発生しているのは不動産管理会社BLAZE(ブレイズ、東京・渋谷)が管理する物件で、少なくとも数十件規模で発生しているとみられる。

 


 物件はいずれも不動産会社ReVie(レヴィー、東京・渋谷)が販売したもの。同社とブレイズはもともとグループ会社で、レヴィーから物件を購入したオーナーの多くは同社の紹介でブレイズに管理を委託したようだ。


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(2023年3月7日 日経新聞記事より)

=== ここまで ===



◆今後の影響は?

 上記の日経新聞の記事によると「今のところ返済猶予が必要となる事案は発生しておらず、業績への影響は軽微という。」とオリックス銀は言ってます。


 ただ、この手の問題はReVie(レヴィー)社、BLAZE(ブレイズ)社だけではありません。


 新築ワンルームマンション投資で困難な状況に陥れられているサラリーマンは多く、かぼちゃの馬車問題を起こしたスルガ銀行以上にオリックス銀行が関わっていたりもします。

(もちろんオリックス銀行から融資を受けて、成功している人もいますが・・・)


 新築ワンルームマンション投資を含めて不動産投資のやっかいなところは、大きな問題に発展するのが数年後数十年後だったりすることです。「気がついたら火の車だった」となることもあります。


 今回の問題が今後10年20年後にどのような影響をもたらすのか・・・、私は危惧しているところです。



◆編集後記

 日曜日の夜、小3の息子のサッカーの試合がありました。
 

 試合中に相手と激しく接触。スライディングしてきた相手のスパイクの裏が、息子の膝に入ってしまい、膝が骨が見えるほどパックリ開いてしまいました。。。(汗)


 日曜の夜ということもあり病院を断られまくりましたが、幸いなことに家の近くの救急病院で縫合処置してもらうことができました。9針縫いましたが1週間後には抜糸できるだろうと、大事に至らなかったことに胸をなでおろしていました。


 ところが、プロの世界を経験したことのあるコーチから「膝はサッカーで一番怪我しやすく、一番致命傷になる部分です。大袈裟でも、◯◯君の今後を考えるとMRIを受けた方がいいと思います。」とアドバイスをもらったのです。


 息子はまだ子供なので傷口はあっという間に治るかもしれません。見た目にはなんともなかったのように治癒するでしょう。


 ただ、たしかに不動産投資と同じで、サッカーの世界で生きていく上で、数年後数十年後に大きな問題に発展するかもしれません。念には念を入れて、何も問題ないかを診断しておいた方が良いと思った次第です。

 
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