コロナ倒産企業増加、不動産賃貸業の倒産も増えるのか? | 不動産投資で人生を自由に豊かに描く!「ライフデザイン実践会」

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わたしはど素人からスタートとして5年で家賃収入1500万円を達成し、2012年9月サラリーマンを卒業しました。ライフデザインの手段として不動産投資は最適です。不動産投資のノウハウや有益な情報や人生を豊かに描く方法をどんどんシェアしていきます。

From:ななころ

プライベートオフィスより

 

◆企業倒産が増加・・・

 企業の倒産が3年ぶりに増加していると報じられました。


 新型コロナ関連融資の返済が始まったところに、原油高や原材料の高騰や円安までが直撃したことが倒産企業増加の原因の1つとされています。倒産企業の件数を見ると、明らかに右肩上がりになっていますね。。。汗


=== 記事一部抜粋 ===

企業倒産3年ぶり増 4~9月、物価高・円安が重荷

 

 新型コロナウイルス下で低水準に抑えられていた企業倒産が増加に転じている。東京商工リサーチが11日発表した全国の4~9月の倒産件数は3年ぶりに増えた。新型コロナ関連融資の返済が始まったところに燃料や原材料高が直撃し、運輸や建設業で行き詰まる企業が増加。円安が引き金となった倒産も発生した。今後コロナ融資の返済が本格化すれば、倒産の増勢が強まる恐れがある。

 


 4~9月の倒産件数は前年同期比7%増の3141件だった。9月単月では599件と前年同月比19%増えた。2022年に入って最も多く、6カ月連続で前年を上回った。6カ月連続増となるのは20年4月以来だ。

 


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(2022年10月11日 日本経済新聞記事より)

=== ここまで ===



◆世界経済もこれから最悪局面を迎える???

 さらに、世界経済についても、これから「悪化」が見込まれている状況。国際通貨基金(IMF)が、最新の世界経済見通しで「最悪はこれから」などと公表していますね。。。


 世界経済の悪化の影響を受けたら、これからの日本の経済がどうなってしまうのか、不安が募るばかりです。リーマンショックのような世界的な経済不況がくるのでしょうか。


=== 記事一部抜粋 ===
 
IMF、 世界経済の「最悪はこれから」 英減税政策を再び批判


 国際通貨基金(IMF)は11日、最新の世界経済見通しを公表し、「最悪はこれから」だとした。


 IMFは、経済成長の安定を図る国際機関。この日の見通しでは、ウクライナでの戦争が世界中で物価を押し上げていると説明した。そして、世界経済は悪化しており、「最悪の時期はこれから来る」と警告。「多くの人は、2023年にリセッション(景気後退)を感じるだろう」とした。IMFはまた、この経済的混乱を人々が切り抜けられるよう、各国政府と中央銀行が協力する必要があるとした。

(2022年10月12日 BBCニュース記事より)

=== ここまで ===



◆不動産賃貸業への影響は!?

 それでは、私たちの不動産賃貸業にも影響はあるのでしょうか?


 不動産投資に積極的に融資している代表的な銀行「オリックス銀行」「静岡銀行」の決算状況をみながら今後を占ってみたいと思います。


 まず、「オリックス銀行」の2022年3月期決算(2022年5月)を見ますと、相も変わらず絶好調です。13期連続で増益を達成、9期連続で過去最高益を更新しています。


 不動産投資への融資実行件数は減っているもの、順調に貸出金残高は増加。貸出金残高の90%近くは不動産投資への融資、未だに積極的に融資していることが伺われます。


 そして、肝心の不良債権比率はどうかというと、「0.38%」ととても低く、倒産まで追い込まれていることはないと考えられます。ここ3年まったく変わっていません。

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 一方で、静岡銀行のアパートローンも非常に不良債権比率は低く、滅多に倒産まで追い込まれるケースは少なくなっているようです。延滞率「0.03%」は驚異的です。

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◆不動産賃貸業は安全?

 以上のように、不動産賃貸業(≒ 不動産投資)は、しっかりと勉強した上で取り組めば、リスクは低く失敗のしにくい事業(≒ 投資)だということが分かります。


 ただし、今後は分かりません。経済状況の急激な悪化により、大きな影響を受ける大家さんもいることでしょう。オリックス銀行も静岡銀行も融資期間が30年と長期のため、実際は「なんとか生きながらえている」という状態の大家もいるからです。

 
 そのため、もし今後金利上昇局面になったり、さらなる円安や物価高騰などの影響により、ギリギリ大家さんたちが一斉に飛んでしまう可能性もあります。リーマンショック後のように・・・。


 ですから、これからも情報収集と勉強を怠らず、不動産投資に取り組んでいきつつ、リーマンショック後のようなバーゲンセールがくることを虎視眈々と狙いたいと考えている次第です。


 

◆編集後記

 世界経済はかなりきな臭くなってきていますね。世界のニュースを読むと、何度も「リセッション」という言葉使われているのを目にします。逆にリセッションに持っていきたいのではと思うほどです。


 とはいえ、今後どうなるかは神のみぞ知ることです。いくら心配したところでどうにもなりません。僕が今できることに焦点しぼって実行するだけですね。

 

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