From:ななころ
プライベートオフィスより
◆また1社破産・・・
姫路の不動産王こと大川護郎さんが代表のグループ会社がまた1社、破産を申し立てれたと報じられました。負債は推定56億円とのことです。。。汗
昨年1月の記事「姫路の不動産王・大川護郎氏、とうとう破産申し立て、負債額246億超」ではグループ会社3社が破産とありましたが、あらたにもう1社も破産となってしまったようです。
=== 記事一部抜粋 ===
元・ANGELOグループの不動産賃貸業者であった、有限会社FELICEが破産
(有)FELICE(資本金300万円、登記面=兵庫県姫路市南畝町1-41、代表清算人由利佳久氏)は、債権者より破産を申し立てられ、9月14日に大阪地裁より破産手続き開始決定を受けた。
当社は、2005年(平成17年)9月に設立した不動産賃貸業者。姫路の不動産王と呼ばれた大川護郎氏が代表を務めていた(株)ANGELO(TDB企業コード:648009415)のグループ企業として姫路市を中心に神戸市・大阪市などにマンションやテナントビルなど多数の物件を保有。大川氏自身の著書やメディアへの出演などによる知名度向上もあって当社においても収益物件の取得を進め、2019年3月期には年収入高約5億700万円を計上していた。
(2022/09/28「帝国データバンク」記事より)
=== ここまで ===
◆現実は厳しい・・・
姫路の不動産王こと大川護郎さんと言えば、僕たちの不動産投資業界では知らない人はいないほど有名な方でしたよね。さまざまなメディアに登場して一世を風靡していました。
次々と借金を積み上げて物件を買っていく豪快っぷりに、僕も「そんな無茶な・・・」「本当にそんなことが可能なの?」と思いながらも、どこか期待と羨望の眼差しで見ていた気がします。
ところが、現実はそんなには甘くないですよね。
もともと無茶な収支基準の物件を積み上げていましたから、案の定というか、予想通りというか、残念ながら収支が回らなくなり破産となってしまったようです。そして、今回グループ会社4社目(?)の破産が報じられたのです。
◆大川護郎さんのその後
大川護郎さん、現在はどこで何をされているのでしょうか?
破産後はいろいろなメディアに出演されるなどされていて、僕も目にしたりもしていました。お笑い芸人のかまいたちの番組にも出演されていました。
=== 記事一部抜粋 ===
4年で100億!?かまいたち、負債500億男が教える大金の稼ぎ方に興味津々
かまいたちにゼニのアドバイスを授けたのは、かつて兵庫県・姫路市の中心地に物件300棟5000戸を持ち、家賃収入だけで月3億円、“姫路のトランプ”と呼ばれていた大川護郎さん。ところが大川さん、会社の部下に裏切られたり、悪質な契約に騙されたりと一気に転落。現在は500億円の負債を抱える、まさに天国と地獄を知る人物だ。
その後、大川さんは投資のアドバイスでゼニを稼がせるコンサル業へと転身。大川さんのアドバイスを受けた人の中には、月30%の利回りを受けている人や、投資で毎月400万円以上の利益を出している人もいるという。
そんな大川さんからゼニのアドバイスを受けられることになり、濱家は「大川先生~!」と早くも敬称呼び。果たして、かまいたちの2人に合ったゼニの稼ぎ方とは?
(2021/11/09「Ameba Times」記事より)
=== ここまで ===
上記の記事では「投資のアドバイスでゼニを稼がせるコンサル業へと転身」とありますから、コンサル業として生計を立てているとのことです。破産してもなお注目の存在です。
◆編集後記
大川護郎さんの破産の本当の裏側は僕には知る由もありませんが、戦略的なものだとしたら本当に豪快な方だなとあらためて思います。すごい世界です。
今はまだ途上でしょうから聞くことはかなわないと思いますが、10年後でも20年後でも「あの時の破産の裏側」について詳しく聞いてみたいなという気持ちがあったりもしますよ。笑
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