戸建再生コンサル料220万円、受講者150人集団訴訟(その後2) | 不動産投資で人生を自由に豊かに描く!「ライフデザイン実践会」

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わたしはど素人からスタートとして5年で家賃収入1500万円を達成し、2012年9月サラリーマンを卒業しました。ライフデザインの手段として不動産投資は最適です。不動産投資のノウハウや有益な情報や人生を豊かに描く方法をどんどんシェアしていきます。

From:ななころ

プライベートオフィスより


◆驚きの展開!?

 以前、このブログでも取り上げましたが、220万円戸建て再生コンサル業者が受講生150人から集団訴訟されている件について、驚きの展開となっているようです・・・汗

※参考記事「戸建再生コンサル料220万円、受講者150人集団訴訟(その後)


 簡単にこの問題を振り返ると、220万円戸建て再生コンサル業者である株式会社ベル代表取締役の礒崎和彦氏が、築古戸建てを再生し利回り20%以上に仕上げるノウハウを「コンサル費220万円」で販売。


 購入者約150人が、「当初説明されたようなコンサルを受けられていない」などとして訴えているものになります。


 戸建投資のコンサルに費用が220万円も驚きでしたが、受講生が何百人もいて、さらに受講生150人が集団訴訟を行うということにも驚いております。。。



=== 記事一部抜粋 ===

6億円の損害賠償求めコンサル会社が受講生らを提訴、「空き家投資」巡り


 不動産投資の有料コンサルティング事業を手掛ける株式会社ベルなどに対し、受講生およそ150人が契約金など計3億2600万円の返還を求めて集団訴訟を起こした問題で、訴えられたベル社らが19日、受講生らを相手取り、6億3400万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴した。コンサル事業者と受講生の双方が互いに訴訟を起こす事態に発展した形だ。

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(2022.10.19 楽待新聞記事より)

=== ここまで ===



◆コンサル側の言い分も分かるが・・・

 この楽待新聞の記事によると、今度はコンサル側が受講生らを反訴したというから驚きました。。。汗


 コンサル側の主張としては、下記より「だから再現性はあるし、訴えた受講生の方が間違っているんだ!」ということのようです。

・特許は出願している

・訴えを起こした受講生らの3分の2以上は指値をして安価で物件を購入

・さらに、相当数の者は利回り20%以上を得ている


・コンサルは正当なビジネスモデルで、社会的に非難されるものではない

・不動産投資詐欺事件などではない

・酷い被害を被っているので逆に徹底的に制裁を加えなければいけない 

 
 前回の記事では、「どっちもどっちだな」という意見でしたが、今回の件は明らかにコンサル業者側がやりすぎかなと思います。


 本当に特許を出願していたならすぐに分かりそうなものですが、その事実は確認できなかったことは前回の記事ですでに明らかになっています。


 今回の記事でも「今年3月(2022年)には磯崎氏個人名義で再度特許を出願」としていますが、なぜ個人で再度出願しているのか意味が良く分かりません。


 出願していないかことがバレそうになって、慌てて後から出願したとも受け取れちゃいますよね。


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◆そもそもの問題はどこに?

 今回の集団訴訟の問題ですが、これはあくまでも僕の意見ですが、そもそも誇大広告(嘘の広告)が問題だと思うんですよね。

 
 220万円を払っちゃった受講生にも責任はあるとは思うのですが、コンサル業者側が明らかに良いことばっかり言い過ぎだったと思うんです。


 たとえば、「東大合格率95%」「再現性の極めて高い合格ノウハウを教えます!」「ノウハウは特許出願中!」と誇大広告する大学進学予備校や塾があったとしたら、一定数は信じちゃいますって。

 
 ある程度誇張して言わないと集客できないというのは分かるのですが、誤解される表現もありますし、ちょっとやり過ぎでした。ましてや特許出願中のような嘘はいけないのかなと思います。


 事前の説明がしっかりとなされていたのかな?というのは気になるところです。


 僕も地方高利回り投資法を50時間以上かけて個別で指導するプログラムを提供していますが、ついついて誇張して説明したくなっちゃう気持ちも分からなくはないです。


 僕だって15年近く自ら実践して学んできた不動産投資ノウハウの蓄積をすべて教えてるわけですし、安く手に入るノウハウだとは思ってほしくはありません。講座開催だってサポートだってそれなりに大変ですから。


 ただ、今回のコンサル業者は誇張しすぎちゃったのかなと、引くに引けなくなっちゃったんだろうなと思った次第です。
 


◆編集後記
 

 受講生との信頼関係をどう築くか?


 今回の集団訴訟問題は、もしコンサル業者も受講生もどっちも善とするならば、完全に信頼関係が崩れてしまったことが原因なんですよね。残念です。。。


 先日、個別指導プログラムの受講生たちとの飲み会に参加させてもらいましたが、僕は本当に良い受講生に恵まれたなと思います。すごく楽しい時間でした。


 とはいえ、何かを提供して販売しているということは、僕もいつ訴訟される側になるのか分からない時代です。とんでもない購入者がいることも確かです。


 どうやって受講生と信頼関係を築いていくかは常に考えていかないといけないなと思った次第です。
 

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