From:ななころ
プライベートオフィスより
◆ホストファミリー
以前からブログを読んでくださっている方はご存知かと思いますが、我が家では外国人ホームステイを受け入れています。
「ホストファミリー」というやつです。
もともとは子供の英語教育、国際教育のために受け入れを始めたのですが、僕自身も勉強になることが多く、すっかりハマってしまいました。
まったく話せなかった僕が、英語を曲りなりにも話せるようになり、なにより英語がスラスラと入ってくるようになりました。
世界中に家族ができていきますし、さらにお金まで頂けてしまう。ホストファミリーにはメリットしかないと思ってます。
◆なぜ会話がズレる?
なかでも面白いのが、「いかに自分自身が固定概念に縛られているか?」ということに、何度も気が付かされることです。
たとえば、以前こんなことがありました。メキシコ人の女の子を約1ヶ月だけ受けれしていた時のことです。
彼女がいよいよ帰国する日、「朝7時」に家を出るというのです。
しかし、成田空港行きのバスの発着時間は「朝9時」です。バス停までは車で15分ほどです。余裕をみたとしても早すぎます。お土産を買うにしても朝はお店も開いていません。
「そんなに早く出なくても大丈夫だよ」「そんなに早く出てどうするの?」と聞いたところ、彼女からの答えに愕然としてしまいました。
「あぁ~、自分はなんて固定概念に縛られていたんだろう」と・・・汗
彼女の生まれ育った国メキシコでは、バスが時間通りにくることなんてまずないそうです。1時間遅れは当たり前なのだそうです。だから、なるべく早くバス停に行って、確実にバスに乗れるように待っていたいのだと。
日本で生まれ育った僕は「バスはほぼ時間通りに来るのが当たり前」という固定概念があります。一方で、彼女は「バスは1時間遅れで来るのが当たり前」という固定概念があります。
この双方の固定概念の違いが、完全にミスコミュニケーショを生み出してしまっていたのです。。。
◆ミスコミュニケーションの原因
コミュニケーションのすれ違いは、ほとんどの場合がこのパターンです。
「なんであの人と会話がズレるんだろうか?」
そう感じたらほとんどがこれが原因です。固定概念の違いによってミスコミュニケーションが生まれてしまっています。
そして、本来は何も問題なかったはずの人間関係まで壊してしまうことすらあります。不動産投資についても同じことが言えますよね!?
たとえば、不動産業者に「良い物件を紹介してください」と伝えても、まったく買うに値しない物件を紹介されたりします。
「こんな良い物件は滅多に無い。絶対に融資がつくはずだ」と意気揚々と銀行に持ち込んでも、まったく評価が出なかったなんてこともあります。
管理会社の担当者に「物件すぐに入居募集できるようにしておいてよ」と伝えても、1ヶ月募集されておらず、状況確認のために電話したらやっとハウスクリーニングが入る段階だったなんてこともあります。
これらすべて、お互いの固定概念の違いです!
あなたと不動産業者にとっての良い物件の考え方は違いますし、
あなたと銀行にとっての良い物件の評価基準は違いますし、
あなと担当者とのスピード感覚が違うのです。
すべてがまるで違う固定概念を元に動いているのです。
そのため、人間関係で良くトラブルになっている人は、「相手はどんな固定概念で発言しているのか?」「自分と相手と固定概念にズレが生じていないか?」ということをまずは確認してみることをオススメします。
劇的に人間関係が改善すると思いますよ!
◆編集後記
夫婦関係、親子関係、上司と部下の関係、みなこれが原因です。世界で戦争が起きるのも、固定概念の違いだと僕は思っています。
宗教戦争を見れば明らかですよね!?教義の違いから紛争を引き起こしてしまうのです。
「固定概念の違い」に気がつけるかどうか、ライフデザインを実現する上でもとても重要だと考えている次第です。
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