From:ななころ
プライベートオフィスより
◆急減する楽待の登録物件数
収益物件の大手ポータルサイトと言えば、言わずと知れた「楽待」です。
ところが、楽待の登録物件数が急減していることに驚きました。。。
現在の物件登録件数は、2022年5月30日現在で「52,229件」。
不動産投資最盛期の2017年12月ごろと比べて、「13,000件」も減っているのです。
しかも右肩が下がりで減り続けているのです。
二番手の健美家の登録件数(2022年5月31日時点)が「49,797」件ですから、ほとんど変わらない数字になってきました。
これって重大事なんじゃないかと思うのです。
楽待は一部上場企業のNo.1のポータルサイトです。
不動産投資を取り巻く環境が大きく変わろうとしている転換点のシグナルなのかもしれないのです。
なぜここにきて登録物件数が減り続けているのでしょうか?
原因はどこにあるのでしょうか?
※過去記事「楽待の登録物件数が急減、その理由は?(1)」
◆減少は楽待だけ?
最初に疑問に思ったのが、
「登録物件数が減っているのは楽待だけなんだろうか?」
「健美家などの他のサイトも減っているのではないだろうか?」
ということです。
もし他のサイトも同様に減っているのであれば、コロナの影響などが考えらます。
みなコロナ不安から投資に意欲的となり、不動産投資に注目が集まり、ライバルが激増している可能性です。
現に郊外の戸建て物件などは、コロナの影響により、在庫が減少し価格も急騰しています。
ところが、この予想は外れました。
健美家は増えているのです。
5年前の2017年10月時点では「43,573」件でしたから、約6,000件も増えています。
他のポータルサイトも調べてみましたが、みな同様に増加傾向でした。
したがって、収益物件が急激に枯渇しているわけでは無いようです。
5年前と比べてどのサイトも登録物件数が増えている中、”楽待だけ”が急減しているのです。
なぜ楽待だけが急減しているのでしょうか?
◆業者が楽待離れをしている?
そうすると次に予想されのが、
「不動産会社が楽待離れしているのではないだろうか?」
ということです。
「楽待に掲載するよりも他のサイトに掲載した方が反響が取れる」との判断かもしれません。
楽待よりも他サイトからの問い合わせの方が成約確率が高いのかもしれません。
残念ながら不動産業者が楽待を離れて他のサイトに移っているかどうかまでは、確信できるまで調べることはできませんでした。
ただ、一部の地方の主要都市では、楽待から他のサイトに移っていることが如実に出ていました。
仙台なんかは完全に健美家に移っています。
特に免許番号(1)の東京のカタカナ不動産業者です。
ここから予想されるのは、オイタしている不動産業者が楽待を離れ、他のサイトに移っているのかもしれないということです。
たしかに楽待は不動産業者のチェックを厳重にしています。
かつて楽待に物件を登録していた不動産業者が次々と問題を起こしているからです。
そのため、楽待に登録しようとしてもできないため、他のサイトに移っているのかもしれませんね。
そういう意味では、楽待は健全化されつつあるとも言えますが。。。
いずれにしても、楽待の物件登録数が今後どうなてしまうのか?
今後とも注目していきたいなと考えている次第です。
◆編集後記
先日の日曜日、温泉でゆっくりしていたら夜に「叔母が脳卒中で倒れた」という連絡があり、慌てて帰宅しました。。。
日曜日は真夏日のように暑かったので、最初は熱中症だと思い休んでいたそうなのです。
(脳卒中と熱中症の症状はよく似ているそうです)
ところが、休んでいても一向に良くならず、そのまま意識がなくなり病院に運ばれたそうなのです。
今でも意識は回復せず集中治療室にいます。
叔母は70歳とは思えないほど元気で、いつも笑顔で活動的な女性です。
そのため、あの真夏日にも関わらず、マスクをつけて外にいたそうなのです。。。
脳卒中になる1つの原因として酸素不足があるそうです。
脳は人間の身体の中でも大量の酸素を消費します。
脳細胞は酸素不足に非常に弱く、5分程度の酸欠で壊死することで脳卒中につながってしまうようなのです。
どうかどうかマスクを外してください。
みなさまも酸素不足にならないようにお気をつけてくださいね。
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